「慰めのハート」との出会い
昨日普段からお世話になっているアトリエの先生の家で、以前よりこのブログで紹介している「慰めのハート」のお話をしたら、なんと先生は数年前このハートに出会い、持っていた方に型紙をとらせてもらって、自分のために作成したことがあるとのこと。
まだ大事に持っていますとおっしゃるので見せていただいた。それがこの写真。先生のお知り合いは家庭にご不幸があったとき、病院の看護師の方が手作りしたハートをもらってお守りがわりにしていたそうだ。大人の女性がいつもポケットにハートを入れて、取り出しては大事に握っていたという話に、私は深く感動し、そして不思議な縁を感じた。
アトリエの先生はご自分がちょうど痛みを伴う病気と戦っている最中だったので、自分のためにこのハートを作ったとのこと。「慰めのハート」という名前はご存知なかったが、ずっとこのハートに安心をもらってきたおっしゃっていた。ハートは何年たっても柔らかく、握らせてもらうと私の心まで温まった。私はこの「慰めのハート」との出会いが、偶然ではないように感じた。
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せっかく縁のあるハートなので、私は早速型紙をとらせていただいた。このハートはフェルトで、縁はミシンでかがり縫いをしてあり、中にはふわふわの綿が入れてあるもの。作りやすそうだ。それを参考にして、いくつか型紙をここにアップした。どなたかの参考になればと思う。
被災地にいる知人から、子どもばかりか大人まで深刻なダメージをうけている状況を、昨夜も電話でうかがった。少しまとまった数になったら、ぜひそういった方々の手元に届けたいと思う。
【お子様サイズ】
【普通サイズ】
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コメント
連絡ありがとうございます!
病院などで働く医療者さんには、
結構、ご存知の方がいるのかもしれない、
また密かに医療現場では渡されているのかも・・・、
とも感じました。
今回の震災は長い長い支援が求められると思います。
このハートのことを含め、自分の力が役に立てるときに備えて、
自分自身が健康できちんと暮らすということも、
とても大事なんじゃないかなぁとmomoは考えます。
健康と信頼を大事にして、
しぶとくしなやかに暮らし続けましょうね!
投稿: momo | 2011/04/10 18:12
momoさんへ。
コメントありがとうございました。
そうですね、医療関係者には知られた話だったのかもしれないです。
思いやりの心を形にして、つらい人がそのふわふわ感に慰められ、やがてそれを今度は他の人に渡してあげられるようになったらいいですね。
私は地震からひと月たって、少しだけ落ち着いてきました。いや~まだまだかな?なんといっても、この季節はただでさえ色々な生活の変化に対応するので疲れます。しかしとりあえず健康維持をして、力を出せるように備えます。これからもどうぞよろしく。
投稿: ののか | 2011/04/11 08:47