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2011/05/20

往復書簡の続き~モノトーンの世界~

朝日新聞、5/16(月)の文化欄に、古井由吉→佐伯一麦への往復書簡が、また掲載されていた。私はこのたび、手紙が掲載されるたび興味深く読んでいる(…4/245/13 の記事参照)。

古井由吉の文章は、私の心にずしんと届く。東日本大震災で大変な被害を受けた仙台に住んでいる佐伯一麦のもとへ、この回は古井由吉が手紙の返事を書いている。被災地ではすでに、戦後の焼け跡の日本のように日常は始まっているようだけれども、あの津波の難から逃れ生き残った人たちの中には、まだ平静な暮らしは始まっていないし、様々な思いが今になってあふれかえっているようなところもあると。

私は大昔、ある勉強会で、なかなか出席した人々から発言がなくていらいらしたことがあった。その時指導していた教師が苛立つ私に、沈黙もひとつの意思表示なんだよ、と教えてくださった。

古井由吉の「沈黙こそ、言葉の兆すところです」という締めくくりの言葉は、私の遠い昔の体験を思い起こさせてくれた。さて、佐伯一麦からの返信は、23日だという。

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こちらは水玉模様~なんだかよく似ていると思いません?~鮮やかな色は、モノトーンの世界に希望を見せてくれるような気がします。

Img_0861【手ぬぐいと婦人之友6月号】

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コメント

夜中に新聞をじっくり読むのが好きなんですが
(旧聞!?)最近はすぐにたまってしまいます。
先日も書いておられましたが、私も読みましたよ。

私が最近心に残ったのは同じく朝日の夕刊、
ニッポン人・脈・記、ビクトール・フランクルの
特集です。
この人・脈・記は心に響くことが多いです。

投稿: ikko | 2011/05/20 09:53

ikkoさん、おはようございます。フランクルは心に残る言葉を残していますね。

ここでは随分昔に、本を読んだ感想を書きました。
http://nonohana-soranotori.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_ebbf.html

私はほかに、5/10の文化欄、池澤夏樹さんの「終わりと始まり」~イデオロギーを捨てよう~という文章がいいなと思いました。

>この人・脈・記は心に響くことが多いです

これから気を付けて読みたいと思います。コメントありがとうございました(o^-^o)

投稿: ののか | 2011/05/20 11:18

>池澤夏樹さんの「終わりと始まり」
うんうんheart02

前回だったか、

言いたいことはいろいろあるのかもしれない・・
でも今は言うべき言葉を持たない・・
今は政府とかを、なじらない、あおらない・・云々

書いておられて思わず新聞を切り抜きました。


投稿: ikko | 2011/05/21 09:22

ikkoさんへ。

私も最近、切り抜き派で~す。

ファイルさえ作っておけば、散らかりません。やっとそういうことができるようになってきました。。情け無いでしょ?

コメントありがとうございました。

投稿: ののか | 2011/05/21 18:17

ののかさんはエライ!

打ち明けると・・
私は昔から切り抜いてそのまま
ファイルするのは年に1度あるかないか・・
いずれにせよ、どこかに消えちゃう

子供たちに読ませたいなと思って
テーブルの上に置いたり、磁石で留めたり、
そんなことをしているうちに、面倒になって
切り抜くより、破り取るようになって・・

後できれいに切りぬこうと思い、今はとりあえず
破いておこうなんて・・

いい加減でだらしない私ですsweat01

投稿: ikko | 2011/05/22 00:34

ikkoさん、

人には得意不得意がありますから~いいじゃないか、と最近私は開き直っております。

いつもお励ましありがとうございます。
夏の陽気から一転、寒くなりましたので、体調管理お互い気をつけましょう。おやすみなさい。

投稿: ののか | 2011/05/22 22:44

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