太郎と敏子~瀬戸内寂聴が語る究極の愛~
昨夜
NHKスペシャル 「太郎と敏子~瀬戸内寂聴が語る究極の愛~」
を見た。
ずっと私は、岡本太郎と養女の岡本敏子との関係ってなんなのかなぁと気になっていたが、生前の二人と親交のあった瀬戸内さんが、敏子の日記を読みすすむうちそれがあきらかになった番組を偶然見る機会が与えられたことはありがたかった。
太郎と敏子の愛の形は全然ふつうの男女の愛とは違うのだけど、まさに究極の愛であり、そのことに私は圧倒された。聡明な22歳の敏子は、15歳年上の新鋭芸術家の岡本太郎と出会い、生活を共にするようになった。そして二人の関係は、恋人からパートナーへ、そして才能をお互いに高め合う同志になっていった。敏子は自分の才能と生涯全てを、岡本太郎に賭けた。敏子が常に傍らにいたからこそ、太郎の芸術はあそこまで爆発できたのだ。
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たまたま先日、岡本太郎の「明日の神話」の前に立ち何かが弾けた感じがした私に、本当にタイムリーな番組の放映であった。
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