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2011/07/21

叶えられる祈り…映画「コクリコ坂から」

『コクリコ坂から』横浜キャンペーンに応募しました。

この間の土曜日公開の映画ですけれども、初日の朝一番に親子で見にいって、娘と二人とてもよかったねぇと映画の余韻にずっと浸っております。せっかく横浜で鑑賞したので、上記キャンペーンに映画の半券もあることですし夢を託してみました。賞品は、映画で大切なメッセージを伝える役目を果たしている「旗」の柄のハンカチを希望してます。以下ネタバレありです。

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「U・W」旗―(安全な航行を祈る)これは幼い頃に海で父を亡くした主人公の少女・海(通称メル)が、帰って来なかった父への想いをこめて、海をゆく船から見えるように毎朝庭の竿に掲げる旗です。メルはそのメッセージへ返礼の旗をあげる船が、眼下の海を通ることを知りません。謎のボートに乗っているのは、同じ高校に通う俊。通学のため父親の操縦するボートに自転車と一緒に乗っている俊が掲げる旗は、忙しいメルの目にとまることはありません。なぜなら、メルはとっても忙しい高校生だからです。なにしろ、丘の上の下宿屋「コクリコ荘」を営む実家の食事係をして、朝は調理と片付け、学校帰りには買い出しと、休む暇のない毎日。夕方日が落ちる前に旗はとりこみますが、海をゆく船から旗が見えたとしても、返信してくれる船があるなんて、夢にも思ってないわけです。

でもある時「カルチェラタン」という男子学生寮にある学校新聞の編集部が出した誌面に、自分の掲げる旗がテーマになっている詩が載っているのを見つけます。それは俊が書いたものでした。 そこからストーリーが展開していくのが、映画「コクリコ坂から」です。

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スタジオジブリの「コクリコ坂から」は絵が美しいし音楽も優しく、鑑賞している間横浜に住んでいる私たち親子は、ノスタルジーあふれる時代の風に心地よく包まれることができました。ストーリーは昔の少女マンガが原作なので今で言えば韓国ドラマ風なのですが、映画になって新しく生まれかわってるような印象です。たぶん原作を忠実に映画にしたのではないと思います。見事にスタジオジブリ作品・宮崎駿の世界になっています。

主題歌は以前森山良子が歌っていた ♪さよならの夏 ですが、今回は宮崎吾朗監督の前作「ゲド戦記」で主題歌を担当した手嶌葵が歌って、コクリコ坂バージョンになってます。手嶌葵の歌声は、この映画全体の雰囲気にマッチして、いい味を出していると思います。夏休みに入ったら下に紹介しているCDを借りてきて、親子でまた映画の余韻に浸りたいと思います(※大部分の曲をこのCDをクリックすると試聴できます)。坂本九の ♪上を向いて歩こう は、劇中で久しぶりに聴きました。

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武部聡志

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東京オリンピック開催の前年を設定して作られたこの映画。その後高度経済成長の果て~バブルを越えて~後戻りできないところまできてしまった日本は、今、大変な苦難の時を迎えました。しかし今こそ私たちは、本当に大事にしなくてはいけなかったはずのものを一人ひとりが考え、どこへ向かって行けばいいのかを決めるしかないような気がします。その道の向こうに、明るい未来が待っているかどうかわかりませんけれど、メルのように祈る気持ちを忘れずにいたいものだと思います。あわせて、祈りはやがて叶えられるという希望も、忘れないでいたいです。

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