南極大陸
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もうすぐクリスマスだ。この写真は、2年前のこの季節、娘と手作りしたクリスマスカード。
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クリスマスが近いからか、娘がまたしきりに、「サンタさんはママなんでしょ?」と聞いてくるようになった。私はどう答えようか迷い、ニヤニヤしながらはぐらかしていたのだけど、とうとう昨晩ゆっくり湯船に二人で浸かってるとき答えざるをえなくなった。
「ママ、ねぇ本当のこと教えて。ママがサンタさんなんでしょ?」
「○○ちゃんのうちは、6年生の時までサンタさんが来たから、うちもそうなるよね。」
「ねぇねぇ?」
私はにっこり笑って、
「う~ん、そうだよね~。私明け方になるまでうっかり寝過ごしたこととかあって、大変だったよ~。」
とまず一言。その言葉でようやく事実を確認しすっきりしたような娘からは、今度は質問攻め。
「ねぇ、○年生のときのあのプレゼント、一体どうやって見つけたの?」
「どうやって、どうやってやってたの?」
私は、そこまで細かくプレゼントのことを覚えて喜んでいてくれたことに、まず感動してしまった。どれだけ嬉しかったのか教えてくれて、あ~夢を大事にしてあげられてよかったなぁと長年の苦労が報われた気分。
そして質問し終わった娘が風呂上りに、
「本当に長い事、ありがとうございました。」
って言ってくれたときには、涙が出そうになってしまった。
信仰厚く、優しくてかわいい私の娘。これからも大事にするからね。それから、今年もプレゼント忘れてないからね。
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昨日家に帰ると、友人からまたプレゼントが届いていた。元気がない私に、ラベンダーのエッセンシャルオイル。ありがたいことである。
私とラベンダーとの出会いは、筒井康隆の『時をかける少女』を読んだ遠い昔に遡る。兄の本棚から拝借して読んだのは、ジュニアSFシリーズ(鶴書房盛光社)だった。この他に、眉村卓の『なぞの転校生』があった。後にNHKの少年ドラマシリーズの原作になったものも多い。そのNHK少年ドラマシリーズといえば、同じ筒井康隆の『七瀬ふたたび』が有名。このドラマに夢中になったことことも、今思い出した。深野義和のテーマ曲が懐かしい。
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さて話をラベンダーに戻すと、たぶん小学生だった私にとって、『時をかける少女』の主人公が初めてタイムトラベラーとなるきっかけになった理科の実験室で嗅いだラベンダーの香りは、未知なるものであるためにずっと憧れだった。やがてポプリ(ドライハーブ)が日本でポピュラーになった頃、初めてその甘い香りを知った。さらに大人になってから、生のラベンダーを知った。今や北海道富良野のラベンダー畑はとても有名だけど、『時をかける少女』をわくわくしながら読んだ昔には、花の色も香りも想像がつかなかったのだ。ラベンダーというのは、秘密の温室で育てられている、とても珍しい植物だとずっと思っていたから。
そして長い時を経て、私はこのラベンダーの香りに、疲れた心と身体を癒してもらっている。花の紫色も、今の私の心にぴったり。そしてこんなことを考える。この香りと一緒に、私もタイムトラベルしてみたい。私は今なら、一足飛びに未来に行きたい。未来へ、未来へ。
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昨日のこと。近況を知らせる手紙を、年上の知人からいただいた。私が元気が出るようなニュースが盛り込まれていて、つくづくこうして思ってくださる方があるというのは有り難いと、心が温まった。
その方の趣味は、切手蒐集。以前から記念切手の発売の度に、今度はどうしようかしら?と言いながら揃えていらっしゃった。そして、なにしろ筆まめな方なので、切手は手紙と共に投函されていくのだった。
そして私に届いた封書には、今まで見たこともないような美しい切手が貼ってあった。それは「表参道のイルミネーション」。調べたところ、このシートのもの(→こちらをクリック)。なんと美しいこと。クリスマス間近の表参道の夜は、思い出の中にある。今年あのけやき並木が光で覆われるのは、12月2日からだそうだ(→情報はこちら)。
これからまた、年末に向け、街は華やかになるのだろう。街の暗闇を照らす灯りには、苦しいことや悲しいことが隠されるから、人々は夢を見られるような気がする。しかし朝が来ると、現実の世界が待っている。そうした日常に追われながら、人々はどこに希望を見出そうとして暮らしているのだ?希望の先に本当に、夢の世界が待っているといいのに。…さぁて私もそろそろ、心のベクトルの向きを変えなくては。すべての人を照らすまことの光が、クリスマスにやってくることを思い出して、寒い冬に乗り出そう!
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私は何を寝ぼけたことを昨日はつぶやいたのでしょう。
昨夕知り合いから紹介された「被災地の今」の記事を読んで、無知を恥じました。こんなことになっていたとは。
被災地の今(←ここをクリック)
寒い冬、凍死する方がないようにと思います。政府からは、被災地でも失業保険の打ち切りだとか、それから今後の年金がどうしたとか、お花畑にお住まいのような大臣から発言があったそうですが、この現状をご存知なのでしょうか。
かくいう自分も、現地にまだ足を運べないまま冬を迎えてしまいました。できることがあったら、私も協力したいと思います。
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童謡に ♪お腹のへるうた というのがある。作詞は阪田寛夫さんである。
今朝お腹が減ったとき、この歌が思い浮かんだ。なかなか奥が深い。さすがである。
童謡さん『お腹のへるうた』の歌詞私はどんなに追い詰められても、食欲が落ちたことがない。こんな悲惨な状況でも、食べ物があれば食べられるんだな、って自分を不思議に思ったことがある。眠れなくなったときはあった。あれは本当に大変だった。
今は結構気分はどん底だけど、お腹が減るからまだ大丈夫、なんて思ったりして。さて今日も、日々の糧を感謝していただこう。
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今日の放課後、娘の小学校の友達2人が、犬を抱っこしてやってきた。あれれ?この犬、どこの犬?
なんでも2人の話によると、ランドセルをしょって小雨が降りはじめた帰る途中で見つけたとのこと。種類はパピヨン。首輪をしてないところをみると、室内犬が脱走したのだと容易にわかる。娘を加えた小学生3人は、「今から交番に届ける。」と傘をさして行ってしまった。「交番は慣れてるから平気」と一番しっかりした子が言ってたけど、おまわりさんこの時間にいたかしら?
気になったので、その子のお母さんにことの次第を電話で連絡。自分も家事を一段落させて、すぐそばの交番へ行ってみた。既にさっきのお母さんは到着していたが、交番には警官がいない。パトロール中とのことで、小学生はそこにある電話機で警察署に連絡したのだが、どうせ交番では犬は預かれないから保健所に連絡するように指示だけされたとのこと。子どもが困って電話を交番からしてきてるのに、その対応はないんじゃないかな。。
パピヨンは、暖かい交番の中でも震えている。寒いのか怖いのか。でも抱っこしてくれた子に懐いて、その子が「お手!」と手を出すと、ちゃんとお手をする。「パピちゃん」とその子が犬を可愛がるのだが、さて迷い犬の運命はいかに?誰かが連れて帰るのも、状況として許されないし、警官は戻ってこない。
私は家に帰って弁当の続きを作らなくちゃいけないので、その状況をなんとかしなければならなかった。そこで携帯で調べて、近くの動物病院に電話してみた。
「あの~迷い犬のパピヨンを保護したんですが、交番では対処できなくて困っています。」
するとなんと、
「あ~その犬なら心当たりあります。飼い主さんに連絡してみますから、お待ちください。」
だって!お~よかった。飼い主さん、もうすぐ迎えに来るって!
待つこと10分。交番に、セレブっぽい奥様登場。パピちゃんは飼い主に出会えて大喜び。飼い主さんも、安堵した表情。しかし慣れた感じだ。
「ご迷惑おかけしました。この子脱走する癖があって、こないだも保健所に送られかけたんです。」
だとか。私も小さい頃飼っていた犬が脱走癖があったので、事情はわかる。とにかく飼い主が見つかって、私たちも安心。子どもたちはちょっとよいことをした気分で帰路についたのだった。 おしまい
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すっかり昨日から、韓国ドラマに夢中。
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主演はペ・ドゥナ。日本では、以下の映画で有名。
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雨ざぁざぁの土曜日、体調もいまひとつ。 というわけで、昨日に引き続きドラマ鑑賞の一日となった。
「グロリア」は全部で50話あるのに、まだ27話だ。先が気になる。にしても、昨日今日で、一体何時間見たのやら?
この「グロリア」は最高によいドラマ。でももう今日はここまで。明日からはペースダウンしないと、身がもたないし、家事もすすまない。
一緒に見ていた母は、もう一話見ると言ってたけど、私は もうくたびれた。おやすみなさい。
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今日aikoの新曲 ♪ずっと を聴いた。やっぱりいいな。私、この人の歌好き。
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そういえば、今日朝会った母の顔が、久しぶりにとても元気でキレイだった。気のせいかと思い昼にしみじみと眺めたが、やはり若い感じ。このままずっと元気でいてほしい。
夕飯時、やっぱり昨日と違うと思った。なんといっても、母に肌の張りが戻った。何があったのか一緒に考えたら、昨夜ビールを美味しそうに飲んだこと以外思い当たらないのであった。
ビールで皺がのびちゃって若返るなんて、羨ましい。私は家では殆どお酒は飲まないが、母の真似をして今度試してみようかな、なんて思う夜。遅くまで母と一緒に韓国ドラマ・グロリア鑑賞。明日は土曜日(#^.^#)
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今日は図書館の仕事の日。朝の家の仕事を大急ぎでこなしたけど、時間ぎりぎりになってしまい、自転車で猛スピードで駆けつけたから間に合った。途中かなり風が冷たかったから、マスクをしていってよかったと思う。風邪が流行っているので、マスクはこの冬大切だと思う。
昼には、同じ職場の大学時代の友人から連絡があったので、学食前で待ち合わせ。私は弁当持参だったので、味噌汁だけ頼んだ。彼女はかつどんとサラダ。お身内のご不幸のあとなので、がっつり食べて元気回復しなくちゃならないようだ。お互い色々話題があるので、食事しながらおしゃべりしたら、昼休みがあっという間に過ぎてしまった。いつも聡明な彼女と話すと、私のこんがらがった思考がクリアになるので有難い。またそのうち、誘ってくれるといいなと思う。
そして仕事を終え、日が暮れて寒い中自転車をこいで帰宅。帰りは手袋もした。朝よりずっと寒かったみたい。…そうして家に帰ると、注文してあった一週間分の野菜が届いていた。冷蔵庫がいっぱいだ~。帰宅途中に買い物せずに済んだから、配達日で良かったと思う。それからしばらく母や子どもたちとのんびりおしゃべりしたりして、今から夕飯準備だ。ちょっとゆっくりしすぎたから、これからは超特急。
今日は豆腐入りコーンスープっていうのに挑戦しようかと思っている。それから蟹玉と、宮古島土産のひじきと冷蔵庫の牛蒡で、煮付けにでもしよう。さて、もうひと踏ん張りだ!ささっと作って温まろう。
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今日は夕方から夜にかけて、結構落ち込んだ。どうしても心が不安定で困ってしまったので、きのうたくさんしゃべった友達に、今度はメールでSOS。忙しくて悪いなぁと思ったけど、本当に悪いなぁと思ったけれど、℡してもいいよと言われたので小一時間話を聞いてもらった。
それで、私のトラウマ(というか弱点)とか、子どもについての悩みなどを打ち明けて、相談にのってもらい、気持ちが大分整理された。ありがたいことである。
その一連の会話の中でキーワードになったのが"Look at me!"という言葉。「アメリカの映画なんかで、こどもが言うじゃないの、この言葉。僕を見てって。見つめてほしいってさ~。」と提示されたこの言葉。う~ん、確かになぁ、私そういう風に子どもと向き合って「大丈夫だよ。」ってメッセージ送ってあげてたかなぁって気づかされた。
大分落ち着いたところで、さてとこの曲を思い出した。フィル・コリンズの名曲。これは恋愛の歌だけれども。。。
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近くの林から、聞いたことのない鳥のさえずりがする。なんという鳥だろう、としばし目を閉じて耳をすましてみたが、やがて飛び去ってしまったようでさえずりが消えた。
同じ鳥でもいつも同じさえずりをするとは限らないので、もしかしたら私の知っている鳥かもしれないのだけど、少し聞いただけで鳥の姿や様子がわかるようになったらいいだろうなぁと思う。
そういえば若い頃、クラシックの聞き覚えのあるメロディーがCMや映画などで流れる時に、「あ~これは○○っていう作曲家の○○ね。」なんて言える人に憧れた。それで出来る限り演奏会に行ってみたり、オムニバス形式のクラシック音楽のCDを買って聴いてみたりして、まぁ普通程度の教養はついたかと思う。今も気になった旋律があると、タイトルを調べるようにしている。
こんなふうに、人生これからあと何年生きられるかわからないけど、知識欲を満たす喜びを忘れず、ぶれない生き方をしていけたらいいなあと、ぼんやり秋の日差しをあびながら考えた。
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わたしのワンピース | |
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これは私も娘も大好きな絵本。ワンピースって、夢があっていいのよね~。
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ところで昨日のことなのだが、いつもお世話になっている先生から、素敵なワンピースをいただいた。私はれっきとした大人なので、大人服!と感動するのも変だけども、とにかく素敵なワンピースなのであった。わくわく。
早速家に帰って身につけてみた。と~っても素敵。だけどちょっとキツイ。ん~。。。
これはシェイプアップしなくてはいけない。頑張らなくては。食欲の秋だけど。
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今日娘と久々にアトリエに出かけたとき、下のCDを繰り返し聴いて、心が休まった。
映画「コクリコ坂から」の歌たちなのだが、この♪朝ごはんのうたは、特にいい。ほのぼのしていて、谷山浩子の詞と、手嶌葵の歌声がぴったり。
手嶌葵さん『朝ごはんの歌』の歌詞 (←ここをクリック!)
主題歌もとってもいいけど、こちらは朝のあわただしいけど愛情こもった風景が映画の中の情景と重なる。
スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」 | |
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というわけで、帰宅して急いで作った夜ご飯の支度は、なんとなく愛情込めてできたような気がしているのだけど、味の方はどうだったかな?
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2011年11月11日11時11分。その時間私は春以来使っていなかった加湿器を、あの手この手でキレイに掃除していた。今朝の寒さに耐えられずホットカーペットを出したので、部屋の乾燥を防ぐための作業。一方この間元気のなかった母は、昨日もお出かけ。今朝も美容院を予約し、その時間にはもうカットしていた筈。全く不思議な人だ。あのエネルギーの源はどこにあるのか?
今日はポッキーの日でついでに満月だけども、あいにくの寒い雨は夜まで降り続きそうなので、月は眺められそうにない。そうそう、小学生の娘は2011年11月11日11時11分に、しっかり時計で時刻を確認したとのこと。彼女にとっては、今日はポッキーの日であることが大事らしくて、ちゃんとおやつの時間に満足気にポッキーを食べていた。よかったね。
変わったことといえば、先程こんなに雨が降っているのに、鳥の群れが鉛色の空を飛び交うので少し怖かった。私は鳥の生態はわからないから、ヒッチコックの「鳥」みたいに気味悪い印象を受けたけれども、別にこんなことは普通のことなのかも知れない。鳥といえば、今朝新聞で見た写真はなかなかユニークだった(→こちら)。
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今日は雨の中、友人が家のまえまで車で迎えに来てくれたので、お昼を一緒にいただいた。お洒落な隠れ家レストラン。洋食のあと、コーヒーを飲んで小一時間おしゃべり。彼女が久しぶりに連絡をくれたのも嬉しかったし、有り難いひとときだった。そんな今年の11月11日の日記。これでおしまい。
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今日は友人のお母上の前夜式(キリスト教式のお通夜)に夕刻に出席。お母上は熱心なクリスチャンで大変聡明で元気な方だったが、大病を患い、長い事病気と闘っておられた。 もう何度もダメだと思われた局面を乗り越え、このままもしかしたらまたお元気になられるのではないかと思われるほどだったので、亡くなられてとても残念だ。
葬儀で最初に歌われた賛美歌が、この♪いつくしみ深き、であった。これはとてもポピュラーなので、クリスチャンでなくてもご存知の方が多いようだった。私の母も、とても好きな歌だ。改めて歌詞をかみしめながら、私は受付の仕事を手伝いつつ歌った。心にしみた。
いくら覚悟していたとはいえ、遺族にとっては家族をなくすのはとても辛いことである。お母上は今頃天国で、長い間の苦しみから解放され、愛する家族を見守っているのだろう。時間がやがて、友人一家の悲しみを癒してくれることを祈る。
前夜式が終わり、少し知り合いと話してから帰ろうかと思ったが、家に電話すると母が大変具合が悪そうだった。とても心配になったので、慌てて戻ると、母は「ただ眠いだけ」と言ってもう休んでいた。しかし最近とても元気がないことが続いているので、心配な夜である。
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今日お昼に職場の休憩室で、圧力鍋ばなしに花が咲いた。我が家でも結構活躍する圧力鍋を、他の方も愛用していて、何より野菜を蒸すのがいいとおっしゃっていた。
そして午後も働いて、夕刻家に戻って野菜室を見たら、明日野菜がどっさり届くのに、まだ料理してない南瓜を発見。そこで、昼のおしゃべりを思い出し、南瓜とじゃがいもを温野菜にして夕飯に出すことに決めた!
ところが、なぜか昨日の鶏肉とトマトと赤ピーマンの煮物が、まだ圧力鍋に残っていた。朝のうちに家族が食べてなくなっていたと思っていたのに。仕方ないので、息子に食べさせることにして蓋をしないまま鍋を弱火にかけたのだが…。つい一日の出来事を母とお喋りしているうちに焦がしてしまって、大わらわ。私の大切な、まだ一度も焦がしたことのない圧力鍋だったのに!
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しかし私は、温野菜を作るのだ。負けてられるかと思って、確か重曹を入れた水をその鍋で煮立て、冷ましてから洗うとキレイになるはずと知っていたのでやってみたら大成功。ぴかぴかに綺麗になった。台所の焦げ臭い匂いだけはどうにも消えないけども、とにかくいそいで温野菜を作り、オーブンで肉を焼いて、あとは味噌汁をつくって夕飯づくり終了。温野菜にはバターをのせて、なかなか美味しかったのであった。明日報告しなくちゃね!
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庭の小菊を母が摘んで、父の写真のところに飾る。
小鳥がぴいちく啼いている。
風が落ち葉をからから運ぶ。
穏やかな情景。いつもとかわらぬこの国の秋。
このささやかな幸せが幻想になってしまったことに、一体どれだけの人が気づいているのだろう。
私はため息をつきながら、家族のために食事の支度をする。
これこそかけがえのない、私に与えられた役目だから。
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いしだあゆみの懐かしい歌を、由紀さおりが甦らせた。由紀さおりの全米ブレイクはもうすぐ?
1969 | |
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日本の歌謡曲にはまだまだこうやって頑張ってもらって、世界でも愛されてほしいな、と思う。
また以下に紹介しているアルバムには、由紀さおりが歌う♪ホワイトクリスマスが1曲めに収録されているとか。この冬、ぜひ聴いてみたいものである。
Joy to the World | |
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世界各地で、今しきりにデモが行われている。それぞれ主張は様々だが、みなギリギリのところで立ち上がらざるを得ないから行動に出ているのがわかる。平和なデモもあるだろうが、弾圧がひどいところでは、死者が出たり逮捕される人が出たり、現場は熱く燃えている。
この日本でも、大震災の後、脱原発を訴えて霞ヶ関の経産省前ではハンガーストライキが若者によって行われたり、ここ数日は福島の女性たちとその支援者たちによって、座り込みが行われた。9月には大江健三郎など著名人の呼びかけで、6万人デモが東京や全国各地で行われた。その少し前のデモでは、逮捕された人が出たりして、殺伐とした場面も見られたようだ。
今日はTPP反対派が、首相官邸や国会周辺に集まったようだ。なんだかすごい数である。政治家や農民、それから普通の人々が一緒になってる。このように、眠っていた日本人たちは、大きな危機にさらされて変わってきたようである。いずれも「生きるか死ぬか」の覚悟を持った人たちの真剣な訴えがあるのであるから、国を司る政治家はそれを「声なき声」にしてほしくはないと私は思う。
今日偶然に、1960年の安保闘争のとき、東大生の樺美智子さんが亡くなった国会前の大混乱のデモを題材にしたドキュメンタリーラジオドラマ「雨と血と花と」(木下順二脚本)の記事を見つけた(→梁塵日記)。番組に携わった山本安英や、ディレクターの証言が生々しい。そのドラマを20年後、再びラジオで放送したのは、私が懐かしいと思うアナウンサーの林美雄さん。
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あの時代と今は、繋がっている。あの時あの場所にいた人達と私は、繋がっている。ただ、今の日本がどれほどの危機的状況であるかという認識が、情報の得方によるのだろうが人によって様々なのがもどかしい。私は非常時だと認識しているのだが、そう感じてない人には、私の意見はピンとこないと思う。
いずれにしても日本は、60年安保闘争がなし崩しになったのと同じように、いつの間にかデモなどで声をあげた人々の叫びは「声なき声」となってしまうのかもしれない。「みえないばくだん」や見えない大きな力が、長い時間をかけてずっと日本を覆ってきたこれまでのように。
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この間から、東京新聞を購読している。父の知り合いに、東京新聞の記者をしていた人がいた。父が生前大変仲良く、そして随分お世話になった方なので、私は今頃ご恩返しをしている気分である。並行して実家がとっている朝日新聞も読んでいるが、同じことでも報道の仕方は随分違うのだなということがわかる。
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東京新聞の今朝の【暮らし】のページに、詩人の長田弘の文章が載っていた。「小さな本の大きな世界」というコラムを連載しているらしい。今日のタイトルは「確かなことば」。
「手紙をうけとって、封をひらいて、読む。」という書き出しで、イラストはあの酒井駒子さん。詩人のことばは、心に響く。福島出身の長田弘が、故郷からの手紙を読んで心に残った詩を紹介した文章。それは、今も福島に暮らしている内池和子さん(福島市の詩の会「クレマチスの会」会員)から九月の例会に出された作品で、鎮魂の祈りの詩である。
私はその「漂流する秋」という詩に感銘を受けた。そして、文章をしめくくる長田弘の言葉にも。確かなことばの力を今こそ噛みしめたい、そんな秋の一日だった。
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珍しく今日は朝から息子が起きだして、ご飯を食べた。食事のあと、朝から自分でりんごの皮を剥いて、一つ食べてた。健康的じゃん。
昼ご飯も一緒に食べたが、アンチョビスパゲティに難癖をつけたので喧嘩した。だったら自分で作りなさい!とか。私も大人気ないと、あとから反省。
そしてこれから、夜も一緒だ。献立は鯖を焼いたのと、高野豆腐の煮物や、ニラと芋の味噌汁と漬物。粗食だけど、家族一緒なら楽しい。
祝日で誰もなんにも予定がなくて、のんびりのんびり。こういうのもたまには、いいものだ。
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