卒業アルバム
2011年は、生活の仕方を考えさせられる年だった。私は当初は生活を普段通り行うことにエネルギーを使ってぼうっとしていたのだが、だんだん自分の頭で考えるようになり、何につけてもわざわざ面倒なことを選んでしまったので~私だけでなく子どもにも、少なからずその影響が出た。
学校行事や夏の授業など、参加を見合わせたことが一つのきっかけになり、娘は夏前から教室に行かなくなり、夏が終わっても教室に戻らなかった。
冬が来ても、学校に行くときは保健相談室へ。そこで随分養護の先生、担任の先生、その他職員室の先生にはお世話になった。
ところが今日は、たまに同じところで過ごすクラスメートが、一緒にと誘ってくれたのか、半年以上ぶりにクラスに顔を出し、卒業アルバムの全体写真におさまったらしい。「なんだかこれからは、ときどき行けそう。」とのつぶやきまで。まもなく卒業式なので、娘なりに心にけじめをつけ、今後のことも見通せるようになったのだろう。たとえみんなと同じではなくても、心は繋がっていたのだな、と思わされた午後だった。
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コメント
それは本当によかったですね。
小さな春
投稿: ikko | 2012/01/20 18:03
ikkoさん、いつもありがとうございます。ほんとうに、小さな春ですがほっとしてます
投稿: ののか | 2012/01/21 00:23