消しゴム
娘が明日の持ち物の用意をしていて、何か困っているのを遠いところで聞いていたのは私。どうもこの頃、ぐっすり朝まで眠るということがない。一旦眠っても、夜中に一回目を覚ます。だから日中、どうも眠い。夜も早めにうとうとしてしまう。
今日は夕飯のあと担任から電話があって、来週が家庭訪問だけど、その前に一旦報告ということで、とにかくお嬢さんは積極的で大変お元気ですから大丈夫ですよ、との報告。なんだか安心。
新しい土地に越してきて、中学生になるので、入学時娘のことが心配だった私は、家庭調査票に「なじめるかどうか?」「勉強の遅れがどうだろうか?」と書きこんだのだった。しかし本人は却って誰も知らない町で中学生活をスタートする方がやりやすかったらしく、不安もあろうが毎日それを打ち破る笑顔を見せている。勉強もどん底のほうでもなさそうだ。
そんなわけで今夜も、さっさとまどろんでいる私のことは気にせず、明日の準備にいそしんでいたのに、どういうわけか消しゴムが行方不明なんだそうだ。そこへ正体不明の電話。酔っぱらった知り合いが、何やら電話の向こうで騒いでいる。それで漸く私が目覚めて、初めて消しゴム探しに参加したのだけど、やっぱりなかった。明日の朝コンビニに買いに行くからさ、ということで捜索終了。たまには酔っ払いの電話も、役に立つことがあるのだった。
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