タンポポ
昨日はこの土地の教会のご婦人たちの手仕事会があり、牧師夫人に誘っていただいたので参加した。こじんまり静かな集まりなのだが、ずっとこの土地で生きてきた女性たちのたくましさに励まされた。私はもっともっと謙虚になって、仲間に入れていただかなくてはいけないなぁと感じた。最後は牧師も加わって、ささやかなお茶菓子をいただき、ほのぼの気分で家に戻った。私は引っ越し疲れが出はじめてるので、こういう静かなひとときが有難かった。
早くに帰宅した娘とのんびり。夕方になって、同じように関東から引っ越してきたばかりの新中1の子とそのお母さんと合計4人で、美味しい焼鳥屋さんに出かけた。
路面電車にゆられて、のんびり。40分近く乗って下車。最寄駅から川を渡って少し歩いたところにある店は、食材に気を配った知る人ぞ知る名店。その子は外食は本当に久しぶりらしく、大喜びで食べていた。よかったよかった。私は生ビールで少し酔い、帰り道にはマッコリも買ったけれど、帰宅後結局冷蔵庫へ。
そのまま布団で、娘とおしゃべり。もっぱら詩人のまどさんの話。娘がニコニコと、こんなのがある、あんなのがあると話すうち、中でもとっても良いと思ったのが「タンポポ」という詩だと言う。「そういえばまどみちおはクリスチャンなんだよ。」と話すと、「やっぱり。」と娘が答えた。…詩集を開いて、タンポポを探すと、なるほど本当にいい詩だった。詩集のまえがきの工藤直子の文章もとてもよかった、と娘が言うので読んでみる。確かにこれまた感心。こういう感性を娘が備えていることを、嬉しく思った夜だった。
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