♪夕闇をひとり
今日の九州は暑かった。風が吹いても涼しく感じないので、だらだら家事をしながら家で過ごした。夕方少し涼しくなってから、自転車に乗って外出。近くの郵便局に行ってから、今度は結構遠くまで菜種油を買いに行った。帰り道、川端に水色と紫のアジサイを見つけ、もうすぐ梅雨なんだなと思った。間もなく5月が終わろうとしている。
帰宅してすぐに、娘が帰ってきた。お腹が減ったとぐったりしているので、大急ぎで冷しゃぶサラダとゴウヤーチャンプルを用意し、こじんまりと夕飯にした。食後まだ陽が残っているうちに、もう一度私は自転車で外出。ドラッグストアで洗濯石鹸、リンス、浄水器のカートリッジを購入。レンタル屋では、期限がきたCDをカウンターへ返却。
店の外に出ると、さすがにもう薄暗くなっていた。時刻は7時半すぎ。そして空中にコウモリが飛んでいるのを見つけ、とても懐かしく思った。夕暮れ時にコウモリが飛ぶのに気づいたのは、子育てしていた北陸の街でのこと。その後横浜に越したら、そこでもコウモリは飛んでいた。そしてここ九州でも。どこにでもいるんだなぁ、君は。
そのまま自転車専用道路を走っていくと、近くの高校の生徒たちが、ライトを点けた自転車で大勢帰宅するのに遭遇。ちょっと慌てた。横浜で高校生をしている息子はこういう群れ方をしない子なので、高校生が大勢という光景は私には新鮮。この町で娘は、きっと高校に通うのだ。息子はいつになったら、こっちへ来てくれるだろう。少し切ない思いがしたとき、風がさぁっと吹き渡っていった。
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