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2012年6月

2012/06/30

方向指示器

この土地に来て車の運転を始めて気づいたこと。それは、方向指示器を首都圏に比べるとあまり正確にドライバーが出さないこと。

ショッピングセンターの駐車場を自転車で走っていてあれっと思う瞬間はあったけれど、車を運転していると交通量の多い道でもどうやら同じ。なんとなく右に寄ったり左に寄ったり。車線変更のときドキッとする。右折のときも、よく事故が起こらないなぁとヒヤヒヤ。

まだ事故現場には遭遇しないが、ニュースを見ると、それなりに田舎道でも事故はあるようだ。とにかく気をつけて運転しようと毎回思う。保険に入っていても、とにかく事故はない方がいいから。

方向指示器は操作もルールもわかりやすい。正しく使えば本当に便利と思う。信号もね。

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2012/06/29

♪手のひらを太陽に

お手伝いにあがっている保育所で、今まであまり使われていなかったCDプレイヤーの電源を、雨の日にはONにする。童謡が流れると、子どもたちが自然に踊り出す。一緒になって私も踊る。あんまりみんな振り付けは知らないようなので、教えると喜ぶ。こんなことでも役に立つのかと、私は驚く。ずいずいずっころばし~なんて、私が小さい頃は当たり前に遊んだ歌なんだけど、今の小さい子にはとても新鮮らしい。

そういえば私が幼い頃家にオンボロレコードプレイヤーがあって、親が買ってくれた世界の子どもの歌のレコードをよく聴いていた。♪森へ行きましょう、♪ドレミの歌、♪オブラディオブラダ、♪アルプス一万尺…いろいろあって歌がとても楽しかった。日本のものだと♪手のひらを太陽に、が私は好きだった。この歌で…ミミズだってオケラだってミツバチアメンボだって…と虫の名前が並ぶ。今の環境だとこの歌はもっとしっくりくる。

…僕らはみんな生きている…。うんうんそうだね、と思う。一緒に生活する子どもたちは、ミミズが雨上がりに這いだしてきてうにょうにょしているのを見て喜ぶ。目をきらきらさせてダンゴムシを捕まえる。ゴマダラカミキリが飛び立つのを見て、きゃぁきゃぁ言ってみんなで逃げる!外遊びの日は楽しい。山をわたる風に吹かれて子どもたちのブランコを押しながら、わが子を育てた日々を懐かしく思い出す。もう戻らない平和な日々。。。

そういえばこの間観た「二十四の瞳」でも、唱歌が印象的に使われていた。古い歌のようでも耳にすると懐かしい。小さいころからいい音楽に触れるのは、私は心の財産だと思う。子どもたちとこれからもできるだけ、一緒に音楽を楽しみたいなぁと思う。~さてやっと週末。明日明後日は気分を換えて、まずはゆっくり休んで好きなことをしたいなぁ。

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2012/06/27

♪Ti Amo

この間、EXILEの♪Ti Amo をBENIが英語でカヴァーしているのを見かけて、とても大人っぽくて素敵と思った。この曲が流行っていた当時、私は何していたのだろう。初めて聴く曲のような感じがしたのだが、娘によると数年前にレコード大賞を獲得した楽曲という。そうだったんだ!

  ♪Ti Amo

私は古い人間なので、未だにギターの音色だけで時代劇の鬼平犯科帳のエンディングテーマ曲であるジプシーキングスの♪インスピレーション(Inspiration)を連想してしまう。とにかく雰囲気がたまらなく素敵と思う。

タイトルの意味は、イタリア語の「愛している」だそうだ。現実逃避したい今の私は、疲れた夜にこんな曲聴いて朦朧と酔いしれたい気分~♪

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2012/06/25

紫陽花の雨

今日も紫陽花の雨が降っている。~ご存知の方はどのくらいいるだろう。Twitterで「紫陽花(アジサイ)」という言葉が、数日前から飛び交っている。先週金曜に首相官邸前で行われたデモで4万5千人が集まったことを、アラブの春の「ジャスミン革命」と重ね合わせて誰かが「紫陽花(アジサイ)」革命」とネーミングしたことから、つぶやかれるようになった。

小さなガクが集まって咲いているように見えるアジサイは、小さなものが結集して大きな花を咲かしているようであるから、各々の思いを抱えた一般市民が集まったデモを称するには確かに相応しいようである。今週の金曜の夕刻にはさて、首相官邸前に何人が集まるだろう。規模は2倍、3倍になるような気がする。

この大規模なデモを一般メディアで初めて大きく詳しく報じたのは、TVでは報道ステーション、新聞では東京新聞だけだった。その前の週のデモが大手メディアに黙殺されたことを考えると、画期的と言えよう。22日の群衆の数の多さにどんな圧力がかかろうが黙殺でききないから一部で報道となったのだろうか。しかし私は、この事態をどうも60年安保闘争と重ねて考えてしまう。

1960年6/15のデモで若者が1人圧死した。それで人々の怒りや嘆きの声は頂点に達したものの、6/19に日米安保新条約は自然成立した。でも7月には民意が反映され、岸内閣を退陣させることはできたのだった。時を経て今盛り上がっている「大飯原発再稼働反対」デモも、同じことになるかもしれないという懸念を私は抱く。覚醒した民衆が目を向けるところではないところで、大きな力が動いているような「嫌な感じ」がある。

+++++++++++

そういえば中学1年生の国語の授業で、「紫陽花」というタイトルの詩を書いたら、先生に名前を伏せて読みあげられ恥ずかしがったことを思い出した。おぼろげにどんな言葉を使って詩にしたか記憶にあるのだが、私はその頃も集合体としてのアジサイの姿に興味があったようだ。そして頭に浮かんだのはこの絵本。小さな魚が集まって自分たちの生命を脅かす大きな敵に対抗するという内容の絵本で、大変有名なのでご存知の方も多かろう。ただし、直面している相手が単純でないところが今の日本と違うと思う。大変事態がわかりにくくされていること、何十年にもわたって国民が誰かの都合のよいように危機意識をそがれていることが問題だ。

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2012/06/24

マッコリ飲んでリラックス

今の住まいは階段で3階以上登らなくてはいけないから、重い買い物はなるべく避けてきた。しかし米とか調味料とか、どうしても荷物が重い日もある。そうすると重量のある酒を買うのが躊躇され、飲酒の回数が更に減った。もともと何かないと飲まないので、別にそれでも構わないが、少しリラックスしたいときお酒があるといいと思う。

ということで、昨日土曜日は買い物に娘も一緒についてきたこともあり、スーパーの売り場で悩んだ挙句マッコリを1本購入。マッコリは韓国のどぶろくみたいな酒で、乳酸菌たっぷりで甘い味がする。買い物袋は2人で分けて運んだから楽だった。バナナや乾麺、野菜とマッコリ、オージービーフ。

とにかく昨日は日頃の疲れが出て米を研ぐ元気がわかず、朝昼晩と麺料理。朝からスパゲティ~昼は素麺チャンプル~夜も帰宅が遅くて素麺(ただし副菜は豪華)という具合。でも夕飯にはマッコリをつけて、結構リラックスできた。平日できない用事を一気に済ませたので一安心。夜もぐっすり眠れた。

明けて今日は日曜日。教会に行って心を鎮めたいが、あいにくの激しい雨である。雨でなければ教会までは自転車ですぐの距離だが、雨となると躊躇する。歩いて行くとずぶ濡れになりそうだから、車で行こう。そういえば車は通勤用に用意しようとしたが、まだ代車に乗っている。知り合いの伝手で中古車販売の方に連絡がついたので、急な話だが対応してもらえてよかった。注文した車はもう整備工場にきているのだが、まだ納車には少しかかるもよう。とにかく引っ越しというのは一大事で、生活が整うまでに時間がかかるしくたびれる。緊張をほぐすことがとても大事だと思うので、来週もできれば週末にのんびりお酒を飲みたいと思う。

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2012/06/21

♪雨音はショパンの調べ

雨が降っている。台風4号が週末に来て、やっと通り過ぎたと思ったらまた雨。梅雨だから仕方ないが、今度は5号だそうだ。洗濯ものが乾かないと困る。毎日私も娘も汗をかくから。

昨夜娘と布団を並べて、ちょっとおしゃべり。ピアノのレッスンは結局、小学校のうちに辞めてしまった娘。私は少し残念に思っていたのだが、東日本大震災でお流れになった発表会で弾く予定だったショパンの♪ノクターン(夜想曲)が、今でも一番のお気に入りなんだそうだ。少し時間がたってからそういう話をしてくれるんだね君は、と私は思った。

その他にも、たとえば震災瓦礫について「瓦礫という呼び名は、三陸の街の人たちに失礼だから嫌いだ。」とびっくりするような意見をきかせてくれた。みんなの生活が津波で滅茶苦茶になって、それが山になってるとしても、亡くなった人の身体や大事だった家、風景が詰まってるはずだから、他の呼び名はないものか、と言っていた。最近わが家はニュースはあまりはいってこない状態。TVのコンセントは抜いたままだし、新聞はどこをとろうかまだ迷っていてときどきコンビニで買うぐらい。だから主な情報はインターネットから私は得ているのだが、娘はインターネットでは好きなアニメや漫画のことばかりだと思っていた。娘よいつからそんなこと考えていたの?

さてそろそろ頭を切り替えて、今朝は何時に家を出ようか考える。雨だと少し道路が渋滞する。今日は仕事中、健康診断に行かなくてはいけない。道順をネットで検索。うんうん。カーナビがついた車はまだ届かない。今月中にはという話だったが、まだ代車に乗っている私。納車までは地図を頭にインプット。複雑な道順でなければ大丈夫だが、慣れない道は雨だからちょっと嫌。せめてこんな懐かしい曲を聴いてからなんて、気持ちを落ち着けている朝である。

  ♪雨音はショパンの調べ(小林麻美)

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2012/06/19

育児日記

育児日記―誕生から3歳まで
育児日記―誕生から3歳まで 婦人之友社編集部

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この育児日記を満3歳までしっかりつけて育てた息子は、間もなく17歳。一生懸命育児をしたつもりだけれど、模範的な高校生ではない。あの頃は、とにかく生活習慣をつけることだけに夢中だった。健康に育ってくれさえすればと思っていた。年齢があがるにつれて手をかけてあげられなくなり、息子は勝手に育っていった。彼の特性も相まって、自分の信じたもの以外はうけつけない、頭の偏った高校生になった。身体の方は今のところ丈夫なようであるが、まだ大人ではないので心配である。できれば九州に夏休みにはまたゆっくり来てくれるといいと思う。きょうだいの仲もいいので、みんなでどこかにまた旅行でもしたいものだ。

この度横浜に残った息子と夕飯のあと話していて言われたこと。「教育的にね、色々よくやってくれたと思うよ。」だって。いろんなことを教えてくれたとか、いろんなところに連れて行ってくれたとか。一緒にびっくりしたり一緒に食べて美味しいねって言ったり、絵本を一緒に楽しんだ。いつも母子で一緒だった、そういえば。「過保護だったのが玉にきず」だそうで、それだから今はうざいんだそうだ。

この息子の場合私にとっては最初の子育てでもあり、当時は地方にいてわからないことだらけだったので、私はすすんでその土地の婦人之友の会に入り、育児の先輩たちに色々教わった。会の先輩や仲間、近所のお母さんこどもたちとの交流の中で、息子は小学校2年になる頃まで育った。有難い繋がりが教会でも与えられた。歳の違うお兄さんお姉さんには、教会でいっぱい遊んでもらった。……考えてみると、その土地は豊かな食材に恵まれていたので、わが家はそれらを中心にした手作り料理が中心だった。だから現在も息子は、素朴だけど美味しい料理が好きなのかもしれない。それに私譲りの食いしん坊。現在流通している食品選びには、あれこれ気をつけてねと言っても息子が元の習慣から離れられないのは、彼が学習したことを簡単には方針転換できない特性を持っているからだろう。親として大変悲しい。別に牛乳を飲まなくたって、カルシウムなら高野豆腐から採ればいいしサプリメントだって売ってるが、彼はサプリメントは大嫌い。牛乳は身体にいい、と飲むのをやめない。親の言うことなんかきく歳でもない。

一方私は40代後半になって、今度は自分の子どもではないこの年齢の子どもたちのお世話をする仕事に就いたばかり。小麦粉粘土をつくったり、お昼寝させたり、絵本を読んだり。子育て経験が役に立つ。寝かそうとすればするほど、寝てくれない子どもたち。手を焼くことはしばしばだけど、苦労もあれば喜びもある子育ての気分を味わえるのは、やはり幸福なことと思う。有難いお話なので、任期の間は体力の続く限り続けたい。

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2012/06/17

♪涙をふいて

今日はあわただしい横浜滞在を終え、また九州に戻った。車や飛行機やバスを乗り継ぎ、てくてく歩いて家にたどり着いたのは夕方。へっとへと。留守番の娘は友達の家でたっぷり週末を満喫したので、私が帰ってきてからは洗濯や米とぎなど手伝ってくれた。

今回の帰京で不思議だと思ったのは、元々住んでいた家が既に私にとって居心地が悪かったことである。たった2カ月半しか引っ越しから経っていないのに、私にとって居心地がいいのは、今やこの九州の団地の小さな部屋なのだった。馴染むというのはこういうことなのであろう。

ただし、長年私の心を慰めてくれていた実家の庭の花の色には今年も感動したし、持ち主が入院しているから空いている母のベッドを使わせてもらったら懐かしい感じがした。これまた長い月日をかけて私に馴染んだ光景や匂い、感覚なのだろうと思う。

++++++

今日羽田で飛行機が滑走路を走り始めた時、疲れ切った私の心が弾けて涙があふれた。隣の席のはしゃいだ女子高生たちに気づかれないよう、私は窓の外に目をやりながらそっと涙をふいた。やがて飛行機は上空へ。いつの間にか眠っていた私が窓の外を見ると、雲の波。涙もすっかり乾いていた。……景色が変われば気分も換わる。明日からは又この土地で、新しい生活にチャレンジだ。今夜はよく眠って英気を養おう。

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2012/06/16

普通の人々

来週から仕事が休みにくくなるので、週末を利用して横浜の家族に会いに来た。3月まで暮らした家は、掃除が行き届かず散らかっていた。息子にこの家を任せるのは本当に不憫である。いくら本人が引っ越したくないと言っても、私は希望を捨てないでいる。できることなら、家族は一緒にいるのがいい。

手術したばかりの母は思ったより元気だったので安心したが、今月いっぱいは入院の様子。久しぶりにゆっくりおしゃべりをできて、嬉しかった。しかしこれから暑い夏が来るので、回復が順調にいくかどうかと心は痛む。

息子は相変わらず反抗期で、「過保護だから困った。」と私の子育ての問題点をいろいろ指摘してくる。ほかの話題では、実は大変頼もしいのだなぁという意見も聞かせてくれて、成長ぶりに驚いている私。昨夜はもっと語り合いたかったが、私は0時を過ぎたら瞼が重くなり、どこかのお姫様のように退場。いつの間にか寝ていた。

++++++++++++++++

奇しくも昨日は6/15。安保闘争の16万人(諸説あり)の国会議事堂を取り囲む普通の人々のデモ隊と機動隊が衝突し、樺美智子さんが亡くなった日。時を経て2012年の昨日、首相官邸前で1万1千人の普通の人々のデモがあった。何のデモかといえば、関西電力の大飯原発再稼働反対を訴えるもの。その規模のデモは近年見られないと私は思うのだが、CNNなど軒並み海外の報道機関が伝えた事実を、日本のメディアは報道しない。今朝の新聞でこの問題を一面で扱ったのは、日本共産党の赤旗のみという。……私は普通の人々の普通の生活を奪った福島第一原発事故を、大変残念に思っている。泣けてくる。仲の良かった人たち、仲の良かった家族が、なぜ離れ離れにならねばならなくなったのか。土地を離れざるを得なくなった人たち、健康を害した人たち…。未曾有の大地震と大津波による災害だけなら、大変な困難ではあるがもっと気持ちよく協力し合って乗り越えられただろうに。情報操作によって人間関係が壊されていくのは、大変悔しい。……私の家族の健康を返せ。私の家族の日常を返せ。元に戻せないなら、せめてこれ以上酷いことが起こらないように、あらゆる検証をして危険な原発に依存する社会を考えなおさなければならない。普通の人々の普通の生活をこれ以上脅かすものに対して、私ははっきりNOと言いたい。

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2012/06/15

テスト勉強

仕事から帰りあわただしくご飯をつくり、娘の話し相手をして時間が過ぎる。風呂にゆっくりつかると、疲れは癒えるみたい。かなりリラックス。洗濯をして、そして早く寝る。この頃の私は、そんな日々。

娘はテスト中だからか、悪夢を見たと言ってこわごわ。なんでも指の爪が赤い血だまりの人が出てくる夢だったとか。学校でそのことを話したら、面白い子が楽しい解説をしてくれたと言っていた。そういえば自分は、テスト期間になると必ず金縛りにあっていたことを思い出した。…昨日の娘は、学校のあと近所の友達のうちにいたみたい。よかったね、いい友だちができて。

昨夜はテストの1日目の答え合わせ。「歴史でママがかけた山が当たった!」と嬉しいひとこと。「絶対オリエントの意味が出る。」って教えておいてよかったわ。娘は歴史が苦手だから、私と話をしながら結構覚えた様子。…とても疲れたのか、今日の準備は殆どしないまま昨夜は私とおしゃべりして早寝。さてどうなることか?英語と数学の復習は、朝自習で集中してやるそうだ。

+++++

どうもわが子は、歴史の区分があやふや。特にあやしいのが中世~近世~近代~現代。自分も近代と現代の区別があやふやだった記憶があるので、昨晩詳しく解説。社会の先生の教え方がとても上手なようなので、私は更にサービスして面白い話にしてしまう。笑ってないで覚えてよ、と思うのだけど。子どもの足を引っ張っている私は、よい母ではないようだ。

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2012/06/14

カメムシの産卵

昨日保育所で、珍しい場面に遭遇しました。カメムシの産卵です。私は小さい頃、カマキリの卵から子どもがいっぱい生まれるのを見たことがあるけれど、虫が産卵するのを見るのは初めてでした。

子どもたちと保母さんが「わぁ~っ!」って言っていたので何かなぁと建物の外側から網戸のところを眺めると、綺麗な黄緑色の卵をカメムシが産んでいました。

カメムシと言っても、私の知っている関東の小さなカメムシではなく、大人の親指の爪より大きい立派な虫です。カミキリムシよりは小さいけれど、私は九州に来て初めて、ベランダでこのカメムシを見つけた時、びっくりしました。とにかく触ると臭いから、今はそっとしておこうね、ということになったのですが、卵はそっと処分されたのか?後から見たらもうありませんでした。あれれれれ?

私は飛んでいるチョウやアリの行列などには抵抗はないのですが、今までわざわざ虫に詳しくなりたいと思っていませんでした。でもせっかく自然豊かな場所に引っ越したので、怖がってばかりじゃつまらない、もっと詳しくなれたら楽しいと思い、こんなHPを見つけました。何かあったらここで虫の種類を覚えたいなぁと思いました。 →昆虫エクスプローラ

アリからみると (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
アリからみると (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)桑原 隆一 栗林 慧

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【↑こんな本が家にあったので、改めて見てみたりして。子どもの気持ちになって虫を楽しめるような私になりたい。。。】

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2012/06/13

こどもさんびか

思いがけず小さなお子さんのお世話をする仕事を与えられ、平日は一緒に生活しています。一人ひとりに小さくてもしっかり個性があり、手がかかるけれども成長を見守る楽しみがあります。

昔教会学校で歌った、♪手を合わせ目を閉じて…という「こどもさんびか」が頭に甦ります。ある子どもが教会で、十字架にかけられたキリストの絵を見て「この人どうしたの?」と質問してきた時、簡単にわけを教えました。簡単にでいいので、神様にまもられている実感を味わえてもらえたらいいなと思います。

実際には心を鎮める余裕はまだなく、無我夢中で目の前のことに対処しているうちに一日が終わっているのですが、続けられそうならそうしたいな。

*********

一方、横浜の家族はどうしているだろう?いつも気にかかります。顔を見て、またこちらに遊びに来てくれるように誘うつもりです。

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2012/06/12

"LIFE with Mother"

LIFE with Mother
LIFE with Mother Life Magazine Katie Couric

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これはある人との会話で、昨日思いだした本。ライフ誌の出した、母と子の大抵は微笑ましい写真の数々。その中に、水俣病に苦しむ母子の1枚があった。忘れられない写真だった。今その本が引っ越しのどさくさで手元にないのが残念なのだが、それはたぶんユージン・スミスのものではないかと思う。1枚の写真の訴える力の強さに、私はたじろいだ。暗い写真だった。障碍を持った子を母親がお風呂に入れている場面だったと思う。

更に思い起こされるのは、小学校に入るか入らないかの頃、家族で訪ねた海岸の辺りに貼ってあった1枚のポスター。それは水俣病の悲劇を訴えるもので、その写真があまりにも恐ろしかったので、私は親に「これはどういうことだ?」と尋ねたのだった。高度経済成長の頃、公害は日本の各地に見られた。健康被害があるのにごまかされ続けた水俣病の悲劇について、親は分かりやすく私に教えてくれた。 未だにその被害ゆえに、長く苦しい身体と心の痛みが消せない人たちがいることが悲しい。目の前にあるはずだった幸せ、未来が奪われた悔しさや苦しみは、いかばかりのものか。想像を絶する。

日本人は敗戦の時考えたはずだ。このようは悲劇を、二度と繰り返してはならないと。そして民主主義の名のもとに、新しい憲法ができた。それから70年近く日本は戦争をしていない。でも、日本に住む人たちの基本的人権は守られているのだろうか。色々なことが点となって頭に浮かび、繋がって線になる。

忙しい一日が、今日も始まる。

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2012/06/10

ツバメの巣

今日は教会で会ったお子さんをおんぶして、一緒にツバメの巣を眺めた。自分が育児している頃は、よくやったことだったけれど、ここ十年ぐらいそういうことはしてなかったなぁと思いながら。

何しろ教会の玄関に巣があるので、いろんな方が通りがかる。「今年2度目の巣作りなのよ。」と教会の方が教えてくださる。「子育て終わってみんな飛んでったのに、また新しいのが来て子育てしてるの。」ですって。

子どもらは、親鳥が餌を運ぶ度に顔を出しくちばしをぱくぱくする赤ちゃんツバメの数をかぞえて大騒ぎ。

微笑ましい昼下がりの出来事だった。

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2012/06/09

♪うるわしの白百合

今頃実家の庭に、きっと白百合が咲いていることでしょう。

この讃美歌は、母が一番好きな讃美歌です。今入院している母のために、この歌をアップしました。

手術後初めて、今朝ゆっくり電話で話したのですが、手術に入る前はお祈りをしたそうです。そして眠って起きたら終わっていたそうです。 早く元気になってほしいです。

今度お見舞いに行くために、航空券を予約しました。顔を見て一緒にこの歌を歌えたらいいと思います。

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2012/06/08

♪大きな栗の木の下で

仕事を始めた園には、庭に大きな大きな栗の木があって、今は花が盛り。「これが栗の花よ。」と教えてくれた人は今元気かな、とふと思う。私の人生の転機はいつも6月。

仕事場の方に話を聞いたら、子どもたちは毎年この栗を沢山食べるんだそうだ。そう言われても私は、イガが落ちてるのを見たことはあるが、拾って調理した経験はなし。

どうしたらいいのよ、籠に幾つも採れるんだって。私なんにもわからない!なんだか滑り台の近くだから、いつも注意したほうがよさそうだし。

とはいえ、収穫の秋が来る前には夏があり、水遊び~虫さされ~そういう季節。色々秋まであるだろうから、その時になったら先輩たちに教えてもらおう。明日は明日の風が吹く。

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2012/06/07

もうすぐテスト

娘がもうすぐ学校のテストで、とっても楽しみにしている毎日の部活動が今日から休みでがっかりしてる。

おまけに勉強しなくてはいけないし、天気も梅雨みたいですっきりしない。よって不機嫌。久しぶりに口喧嘩。でもすぐ仲直り。

明日は金曜日だし、この町の美味しいケーキ屋さんで注文してあるものがある。車で行けば職場から15分ほどらしいので、仕事帰りに買って帰る予定。そして明日の夕飯は、ケーキだけでもいいやと結構本気で思ったりしている私。もう寝ま~す!

おっと、息子から電話だ。元の家に居てひとりでよく頑張ってると思うけど、心配だから今月中に一度帰り様子を見てこようと思う。

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2012/06/06

♪愛の挨拶

忙しい朝だけど、気持ちよく目覚めてほしいから、この曲を台所に流したりしてます。そろそろ娘の目覚める時刻。

これから何するんだっけな?もちろん今から、朝ごはん。メニューはバナナとカルシウム1錠 + ご飯と昨日の残りのラタトゥイユ、チキンのソテー、味噌汁(サツマイモ、小葱)、胡瓜とミニトマトの塩麹漬などなど。

今日は天気がいいので、シーツや枕カバーを洗って干してから出掛けよう。

私の愛する人たちが、この一日も健康を守られて気持ちよく過ごすことができますように。

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2012/06/05

エデンの園

今日は養護施設での仕事初日。雨だったので、マイカー通勤にしてよかった。車だとそれほど遠くないので、これから毎日大丈夫そう。

仕事自体は、引き継ぎの段階。子どもの名前を覚えること、生活時間を覚えること、何から何まで初めてだけど、子育ての時の反省は十分活かせそうな気がする。

お昼ごはんのあとの昼寝。ストンと眠りにつく子、なかなか眠らない子、いろいろいたけれど、30分もすればスヤスヤ。子どもって本当に、寝ている時が一番可愛い。

私もしばしウトウト。緑に囲まれた園舎の周りの雨音が美しく響いて、やがて雨が止んだら今度は鳥のさえずり。まるでここはエデンの園かと思うような自然に囲まれて、私は恵まれたやりがいのある仕事を与えられたのだなと心から有難く思った。先輩に力の配分を教わって、お子さんたちに怪我がないように、そして伸びやかに身も心も成長するように、お手伝いさせていただこうと思う。

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2012/06/04

梅雨入りはまだ

朝からすっきりしない空模様。気温もあまり上がらない。風のせいか、今日は蒸し暑さは感じない。

Photo 【季節の色・梅とシソジュース】

今日は知り合いが紹介してくださった中古車販売店を訪ねた。今回で2回目。明日から仕事に行くのに使うので、とりあえず代車を運転するためにドライバー保険の契約を済ませた。目的の車は、今月中旬ごろまでに手に入るかどうかという。手続きが済んだところで、代車で家へ向けて出発した。2カ月ぶりの運転となる。車屋さんは、バイパスをまっすぐ行った後大きな交差点で右折して、市電の走る道を通って帰ればいいと道順を教えてくれた。しかし路面電車の線路と平行して運転する勇気はまだ私にはなくて、教えられた交差点のもうひとつ先を右折。あとは直進と左折だけで駐車場までたどり着けた。ほっとした。あちこち走って慣れるには、カーナビが必須。少し前にポータブルのを買って横浜の車に取り付けたままなので、今度一時帰京した時に取り外して持ってこよう。

無事帰宅しほっとしたところで、今度は駐車場の契約書類の作成。なんだか頭がぐるぐるする。う~ん、他にやらなくちゃいけないことがあったような気がするが…。そうだった、息子に午前中食糧を送ったのだが、追加でもう1包み送らねばならないのであった。というわけで、今度は荷物を積んで自転車で商店街へ。こっちの方が数段気楽。ついでに数日分の食糧を買い込んだ。さてさて、運転は慣れである。気をつけながら、でも自信を持って、慌てずに明日から出勤だ。そうそう、うっかり者の私はすぐにキーをどこかにやってしまうので、鈴のついたキーホルダーを鍵につけた。短期間だったが出勤に備え、やれるだけの準備はしたつもり。

+++++++

横浜では母が手術の真っ最中。元気だったのにほんの数カ月で歩行困難になってしまった母。痛いのは嫌だしまた自由に動き回れるようになりたいと本人がさっさと手術を決めてしまったのだったが、高齢なこともあり心配である。身体も意志も強い人なので、回復して元気が出たらぜひここに遊びに来てもらいたいと思う。夕方のニュースでは、南九州は梅雨入りしたという。ここは南九州だろうか?調べてみたら、気象庁の区分によるとここは該当しないようだ。しかし間もなく入梅だろう。すっきりしない空模様は、明日も続く。

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2012/06/03

ちいさなヒッポ

ちいさなヒッポ (世界の絵本)
ちいさなヒッポ (世界の絵本) マーシャ=ブラウン うちだ りさこ

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これは娘を産むために病院に長く入院していたとき、とある教会の牧師夫人がお見舞いにくださった絵本である。何故この本をくださったのか理由はわからないけど、私にとっては想い出の一冊。幼稚園入りたての息子が、毎日くたくたになりながらも私に逢いたくて祖母に連れられてやってくるので、その度に一緒に読んだ。

ヒッポは小さなカバ。お母さんにくっついて、いろんなことを教えてもらっている。困った時に仲間を呼ぶ時の吠え方は、教えてもらっても未だ上手にできない。でもお母さんと一緒なら、怖いことはない。お母さんはなんといっても、頼もしくていつも守ってくれる存在だ。

だけどある日みんなが昼寝している時にヒッポは独り目を覚まし、危ない川辺に行ってしまい大変危険な事件に出くわすのである。そして…。~私はこの絵本が大好き。子どもって弱いけど、でもちゃんと力強く生きる力を持っているってわかるから。

+++++++

今日は日曜なので礼拝に行ったら、何人かから「お仕事決まったのね、よかったわね。」と声をかけられた。「いやぁ、私に勤まるかどうかわからないのですが、せっかくのチャンスなのでやってみます。」と返事をした。そして思い出したのは、この懐かしい絵本。職場に絵本があると思うので、一緒に子どもたちと楽しめたらいいなと思う。私に足りないものは、先輩や絵本や子どもたちの力に助けてもらって、なんとか良い時間を持てたらいいと思う。今日は心は穏やか。音楽でいうとこんな気分→♪6番目の駅(久石譲)。

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2012/06/01

♪14番目の月

14番目の月
14番目の月 荒井由実

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「14番目の月が一番好き~」というのは、荒井(現・松任谷)由実(=ユーミン)のこのアルバムに収録されている♪14番目の月 の中の歌詞。

私は以前、この歌が好きな人と知り合いだった。今は消息が途絶えたままだから気になっている。今日の月を見上げながら思った。元気でいるだろうか、幸せだろうかと。

実は私はこのアルバムを、ユーミンファンなのに持っていなかった。それぞれの曲はちゃんと知っているのだけど、なぜかアルバムとして聴いたことがなくてずっと気になっていた。先日CDレンタルコーナーで初めてジャケットを見て、借りる気になった。以来 自宅でときどき聴いてみる。そうかこういう構成だったのか、あの歌はこういう歌詞だったのね、というふうに。

14番目の月は、満月の前の日の月のことか。絶頂の1つ手前が一番幸せってことかな。今日から暦は6月に入り、満月はもうすぐである。

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