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2012/08/25

千日紅の恋人

図書館に目当ての本を借りに行ったら、1人10冊まで借りられるという。それではということで、熊本ゆかりのこの小説を選んだ。

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草枕 (岩波文庫) 夏目 漱石

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さてしかし、これだけでは読書では飽きてしまいそうなので、何か小説をとぶらぶら歩き、以前読んだことのある作家の棚の小説を何気なくとり、合計3冊借り出した。何気なく借りたのはこれ。

千日紅の恋人
千日紅の恋人 帚木 蓬生

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私の好きな花が描いてあったから借りただけで、内容はあとから知った。偶然かもしれないが、これも九州が舞台の小説で、登場人物の会話の終わりに「~と」とか「~ばい」「~けん」とお国ことばが入っている。最近なじんでいる言葉だけに、読んでいるとなんとなく嬉しくなるのだった。

九州が舞台といえば、こんな映画もあった。映画「悪人」

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そうか私、2010年9月に見に行った映画だったのだなぁと、日付で思い出された。あの時映画館で、この映画の舞台は九州だから私からしたら遠いところだと思ったのに、2年後に自分がその土地の人間になっていようとは、想像すらしなかったことだ。

人生は思いがけないことの連続。

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