父の面影
お盆が近いからだろうか。昨日は明け方に父の夢を見た。大分身体が弱っている父をいたわりながら、実家のあたりを一緒に散歩する夢だった。父が私の背中に指文字で、「大丈夫?」と書いた。私は大丈夫じゃないので、鼻の奥が涙でつーんとした。
目覚めてから、私の中に父の暖かい血が流れていることを感じた。そうだ、私はこの人の子どもだったのだ。そう思うと懐かしく、嬉しい気持ちになった。私は大事に育てられた人間なのだから、一生懸命暮らそう。私の大事な人は、天国で父が見守ってくれていると思った。
ちょうど九州に越してきて4カ月が過ぎ、カレンダーをめくって8月になったことを確認した昨日。仕事はてんてこ舞いだし、夏休みなのに子どもが二人ともここに揃っていないことを気に病んでいた朝だった。私は夢で元気を出して、作ったばかりのシソジュースを息子に送った。身体にいいものを飲んで、息子には元気な姿でお盆にはここに遊びに来てほしい。
そして一日たって、また疲れた気持ちで目覚めた。暑いし忙しい一日が始まる。今朝頭に浮かんだ絵本はこれ。職場で子どもたちと一緒に楽しみたい。この絵本に出てくるのはお母さんだ。ほっとする瞬間をみんなも感じてくれるといいけれど。
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【追記】生活に追われてロンドンオリンピック観戦とは無縁の生活を送っている私であるが、あの開会式で日本人選手団が途中退場になったことについて、謎は深まるばかりらしい。こんな視点で考える人もいるので興味のある方はこちらを→★。前の記事も参考に。
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