文学探訪
新学期が始まり、娘は早速試験だそうで、家でうんうん勉強中。国語が得意なのに読書が嫌いなわが子だが、最近は興味がわいたようで、色々話をする機会が増えた。
急に「森林に自由は存す」と言い出したので、「えっと武者小路実篤だっけ?」と返したら、「国木田独歩の『武蔵野』。」と彼女がつぶやいた。そうだったなぁ。
私は国木田独歩と言うと、おかしいと思われるかもしれないが、手塚治虫の鉄腕アトムの中の「赤いネコ」を思い出す。森林破壊を憂う博士の物語だったと記憶しているが、『武蔵野』の文章が効果的に使われていた。
ここ熊本ゆかりの文学者と言えば、夏目漱石に小泉八雲、徳富蘆花など(→★)。まだ訪ねたことがない文学館は、時間があるときに訪ねみたい。文学者ではないが、近代史に名を残す横井小楠という人もいたそうだ。
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さて今私が読んでいる本はこちら。
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読み物として面白いが、直木賞をとった前作から順番に借りるべきだった。まぁいいか。
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でも本当に読みたいのは、この間高校生の知り合いに勧められたこの本。
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