« ♪ステキな恋の忘れ方 | トップページ | サプライズ! »

2012/12/07

「ぶた」の生活

図書館で見つけたこの絵本。数年前に、銀座の松屋に見に行ったフィンランドの作家のものだ。バムとケロシリーズと一緒に原画が飾られていたっけ。

ぶた
ぶた ユリア ヴォリ Julia Vuori

文溪堂 2001-09
売り上げランキング : 225602


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あの時このぶた(フィンランド語でSikaという)のメモ帳を買って持っていたけど、教会で知り合ったフィンランド人に懐かしいかもしれないと思って去年プレゼントしてしまったのだった。だから書棚でこの本を見つけた時、懐かしい友達に熊本で再会した気分になった。内容は、私の知らないフィンランドの日常を生きる、自由なぶたのお話。小さい子向けの絵本ではない。ちょっと難しい。ぶたは小さな日常を丁寧に、周囲の仲間と関わりながら生きている。

フィンランドと言えば私は、ルーテル教会とかシベリウスのフィンランディアだとか、白夜にキシリトールに森林、フィヨルドを連想する。映画でいえば、映画「かもめ食堂」を思い出す。学校に行かなかった息子と見に行ったのは、一体何年前だろう。

ぶたの日常を垣間見ると、外国のことだし登場するのは全部動物だから、なんだか現実味がないけど、自分らしく生きていていいと思う。なんてことないことが繋ぎ合わさっている短編映画を見ている感じ。心に残るエピソードがあるわけでもないが、感覚的にこういうことが大事なんだよね、と思わされた。馬鹿らしいことでも付き合いたければ仲間と一緒に時間を過ごすし、自分が気がむくことなら意味があるかないかわからなくてもやってみる。そういう毎日が流れていくのは、きっとぶたにとって幸せなこと。私の日常もきっと、そんなものなんだろうなと思う。

今日はぶたに会えてよかった。絵本には続きが沢山あるようなので借りてみて、これからも予定のない1人の休日には、ぶたの生活を一緒に味わおうと思う私である。

|
|

« ♪ステキな恋の忘れ方 | トップページ | サプライズ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113001/56269705

この記事へのトラックバック一覧です: 「ぶた」の生活:

« ♪ステキな恋の忘れ方 | トップページ | サプライズ! »