« 2012年12月 | トップページ | 2013年2月 »

2013年1月

2013/01/31

心の色

昨日は記事を書いてから、車に乗ってランニングコースのある湖に行った。暮れていく夕日が水面に映るのを見ながら、歩いたり走ったり。水辺で眺めた太陽は、とても赤かった。そして♪ハルジョン・ヒメジョンの気分をたっぷり味わい、汗をかいて帰ったら、晩御飯が美味しく感じられた。

今日になって、昨日のCDの♪ハルジョン・ヒメジョンの次の曲、♪花紀行も、なかなか私の気分に合っていると思うようになった。

花紀行の歌詞

そして2つの曲を味わいつくしたら、落ち込んでばかりもいられないと気付き、CDをチェンジ。

VOYAGER
VOYAGER 松任谷由実

EMIミュージック・ジャパン 1999-02-24
売り上げランキング : 13841


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

私はこの中の、♪青い船で、という曲が好き。この曲は何度聴いても落ち着く。深い海に抱かれて、漂っていくような感覚がいいと思う。

青い船での歌詞

自分は昔考えていたほどの長生きはできないだろうから、なるべくやりたいことをやって、後悔のないようにしたいと思う一日の終わり。

【メモ】

曲のイメージ。♪ハルジョン・ヒメジョン(夕陽の赤)、♪花紀行(薄ピンク)、♪青い船で(ダークブルー)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/01/30

みんなそのまま

SEASONS COLOURS-春夏撰曲集-
SEASONS COLOURS-春夏撰曲集- 松任谷由実 荒井由実

EMIミュージック・ジャパン 2007-03-07
売り上げランキング : 44177


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このごろさっぱりユーミンは聞いていなかったのだが、間もなく立春だし春の歌でも聴こうと、このCDを車でかけてみた。好きな歌が多い中で、一番今しっくりきたのは♪ハルジョン・ヒメジョンである。

ハルジョオン・ヒメジョオンの歌詞

先日集まりがあって、原発事故による放射能被害を最大限防御するため、熊本に避難してきた東北や関東の女性(私もその一員である)や、地元の若い子育て中のお母さんが顔を合わせ、色々な話をした。熊本でずっと人権問題などに取り組んでいる女性たちが場を提供してくださるので、ゆったりした雰囲気の中で困りごとを相談できてとてもよかった。

何を子どもたちに食べさせればいいのか分かりづらいという悩みに、母として日々直面する中、認識が同じ人と出会い助け合うのはとても重要なことだ。先の長い戦いは、まだ始まったばかりである。自分や家族の健康を保ち、安心して子育てしたいという当たり前の思いを持つ人が、まるで隠れキリシタンのように暮さねばならないような状態は、どう考えてもおかしいと私は思う。でも仕方ないのかも知れない。テレビを見ていたら、みんなそのまま、まるで311はなかったかのような日本なのだから。

もちろん、福島や津波被害が大きかった東北の沿岸部などでは、たぶんテレビとは別世界の状態が続いているわけだから、なおそこに暮らす人の健康は心も体も大変憂慮される事態である。なんとかしなければいけないのに、みんなそのままがいい人が多いのが、今の日本である。 本当はどうなってるのか知りたい方は、是非このHPにアクセスして、DVDを手に入れてほしいと思う。

みんなのカルテ(←ここをクリック)

命をつなぐ。つながる中に命がある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/26

みんな悩んで大きくなった

数日何も書けずにいた。気忙しかったのもあるし、思いついたことがあっても書く環境が整わなかったり、理由は色々である。断片的に記憶をたどってみると。。。

+++++++++++++++++++++

猫の日。こんなカフェで知人と息子と一緒にランチを食べた。住宅街なのに森の中のような、素敵な隠れ家カフェだった。

熊本城マラソンの案内が来たことだし、健康診断を受けてみた。血液検査の結果は後日とのことだが、心電図や血圧などには異常なしとのこと。ひとまず安心。

図書館で息子と一緒に本を選んだ。彼はヒルティの幸福論の続きを読んでいるのだが、他にも興味があることがいくつかあるようだ。帰ってからは、哲学の話を息子とした。私は哲学者といえば、ソクラテスやプラトン、ニーチェ、サルトルという名前をCMで覚えたり、パスカルが「人間は考える葦である」という名言を残したぐらいしか知らない。クリスチャンの息子から、ヒルティの言葉に影響を受けて考えていることを質問されても、理解はできるが論理的な答えは返せない。この日は一緒に、帰納法と演繹法について勉強した。

仕事のあと、知り合いが講師をしているピラティスのスタジオに行ってみた。1時間強のレッスンで、心地よい疲労感。今ならお得なコースを案内していただいたので、運動を始めるいいきっかけになった。感謝である。気持ちがいいので、今後時間を見つけて合計10回通い、インナーマッスルを鍛えたい。

天気がいいから、洗濯と掃除の家仕事day。夕飯後、息子と進路について話し合い深夜になった。息子が寝た後、最近会ってない友人と1時間会話。明日の昼に、一緒にこの番組を見ることにした。そうだそうだ、愛の連鎖だ。

+++++++++++++++++++++

しみじみと思う。色々悩みごとはあるけれども、私は好きな仕事をして、こどもたちと一緒に暮らせているので、今は幸せである。この子らが幸福と思える人生を歩めたらいいなと、心から願う午前4時。

もう眠いので、おやすみなさい♪

Img_0004これは息子作ひよこ豆カレー

追記・写真は数日前の夕飯。この記事のタイトルは、「♪午前4時の電話」から改題しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/21

スイッチ

狭い団地の部屋で、この冬活躍しているのが炬燵(こたつ)。わが家のものは、2カ月ほど前暖房用品を売り出す直前の電気屋で、昨年の売れ残りを買ってきたもの。えっちらおっちら階段を運んで上るのは、結構大変だった。布団は別に買わなければならず、これはホームセンターめぐりをして納得の値段で購入。

準備を整えスイッチを入れたら、温かさと共に懐かしい炬燵の記憶がよみがえってきた。私の小さい頃、実家に掘り炬燵があった。家族で足がぶつかって、蹴ってみたりいたずらしたり、楽しい思い出がたくさんある。子だくさんだったためあまり構ってくれなかった母親が、私たち姉妹に1つずつミカンの皮を剥いて食べさせてくれたのも、あのコタツだった。あれは私が幾つの時か?多分2歳か3歳のときだろうと思う。

炬燵は便利。だけど一つ問題が生じた。熱すぎるのである。スイッチを入れると、とにかく熱くなってしまう。手元のスイッチには調節機能がない。「安く買ったから、不便なのは仕方ない」と私はそれを我慢して、スイッチを点けたり消したりしていた。

ところが今朝掃除機をかけるついでによくよく炬燵に頭を突っ込んでみてみたら、何と電熱器の横に、調節つまみがあったのである。2カ月近く不便を我慢してきた自分を馬鹿だと思うけれど、今気づいてよかったと思うことにした。「最強」になっていたつまみを「低」まで回した。いいぞいいぞ!これで今日から快適だ。では息子を起こしに行こう。もう昼になる。私は君と一緒に出かけてから、夕方仕事があるのだよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/20

十二の月たち

日曜の礼拝に、今日も行きそこなってしまった。寝不足だったのと、ちょっとしなければいけないことがあったので。

娘はスケートに行っている。息子は温かい毛布にくるまって、まだまだ夢の中。部屋には温かいグリーンボールのスープの香り。平和な穏やかな日曜日。

今日は大寒。確かに寒い。そしてここ数日は、大陸からの大気汚染が心配なのだそうだ。私は冬はとにかく外出時、すぐに乾燥で喉をやられるのでマスクをする。今日もこれから仕事なので、気をつけようと思う。

+++++++++

これは昨日図書館で借りた本。

バスラの図書館員―イラクで本当にあった話
バスラの図書館員―イラクで本当にあった話 ジャネット・ウィンター 長田 弘

晶文社 2006-04-10
売り上げランキング : 84965


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

十二の月たち (世界のお話傑作選)
十二の月たち (世界のお話傑作選) ボジェナ ニェムツォヴァー 出久根 育

偕成社 2008-12
売り上げランキング : 159264


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

十二の月たちは、冬の今の季節に読むのにいい絵本だと思う。

※絵本のブログはこちらです。→★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

♪天国と地獄

今は見通しが立ちにくい。社会も私の人生も、くねくね曲がった線路を行く列車のようだ。
新しい風景に慣れても、また次のカーブを過ぎると違う町。途中で分岐点もあったりして。
立ち止まってゆっくり考える時間は、あまりない。
行き先は天国か地獄か。地獄に行きたい人は居ないけれど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/17

かぜのひきかた

正月や連休が終わり、世間は普段通りの生活に戻ったというのに、私は何か落ち着かない日を過ごしている。息子が未だこちらに滞在しているから家族団欒の時を持てるのは良いのだが、今後どう暮らしていくか家族でよく話し合わねばならないのに、それができずにいるから私は不安なのだろう。 生活時間が整わない息子とは、夕食時に顔を合わせても、なかなか核心に迫る話にまでいかない。十分に話し合いが済まないと、私は関東に息子を帰す気持ちにならない。1人暮らしをしながら受験勉強なんて、簡単にできることではないのだから。何カ月も頑張ったのは偉いと思うが、日頃の疲れがあるのか今は随分ここでのんびりマイペースに過ごしているのを見ると、息子がいっそこのまま引っ越してきちゃえばいいのに、と淡い期待を抱いてしまう。私が仕事で遅い日には、料理を温めて娘と一緒に食べていてくれるし、娘の勉強も見てくれるわけだから、彼さえここでの暮らしにいいなと思う要素を幾つか見つけてくれれば可能だと思うのだ。でも息子には息子なりの思いがあるのである。

ちょっとしたこの閉塞状況を打破するため、大学生のいる熊本のご家庭が我らを招待してくれたので、一緒に遊びに行こうと誘ってみたが、これは拒否された。人と会うのは苦手だそうだ。それなら「レ・ミゼラブル」観に行かない?と誘ってみたら、それは興味を示してくれた。なので明日の午後にでも、一番近い映画館に息子と出掛けられたらいいと思う。

★  ★  ★  ★  ★

昨日は私は昼から図書館で、子どもコーナーの担当の人たちと打ち合わせをした。バレンタインのお菓子作りの後の展示は何にしようかという話し合いで、私は雪解けの季節の動物たちの本の紹介を提案した。頭に浮かんだのはこの絵本。冬の間土の中や木の葉の下で冬眠していた生き物たちが、春の訪れを教えてくれる黄色い花を目指して大挙して出てくる話。私はこの絵本が大好き。皆が賛成してくれたので、更にアイディアを膨らませて、楽しい展示ができそうなので良かった。

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) ルース・クラウス マーク・シーモント

福音館書店 1967-03-20
売り上げランキング : 24523


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

詩についてもコーナーを作れたらいいね、という話も出て、私はわくわくした。だって、詩ってとても奥が深くて心を豊かにしてくれると私は思うからである。例えば絵本なら、私はこれが好きだ。

いっぱい やさいさん (至光社国際版絵本)
いっぱい やさいさん (至光社国際版絵本) 斉藤 恭久 まど みちお

至光社 1992-06-01
売り上げランキング : 341705


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

また、この詩人(↓)の「かぜのひきかた」が好き、と教えてくれた人もいた。本当に詩というのは、私は書くのも読むのも好きである。味わいがあって楽しい。

みずはつめたい―辻征夫詩集 (詩と歩こう)
みずはつめたい―辻征夫詩集 (詩と歩こう) 辻 征夫 水内 喜久雄 大滝 まみ

理論社 2004-07
売り上げランキング : 894642


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このように不安や迷いがあるときに、好きなことを語り合ったり思索を深めることで地に足がついた気持ちになれるのは、つくづく有難いことだなと思った一日だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/13

阿蘇で高菜コロッケと田楽を味わうの巻

昨日も昼まで寝ていた息子だけれども、せっかく熊本にいるのだから阿蘇に一緒に行きたいなと思った。外は穏やかな冬晴れでもあり、陽のあるうちに…。

ということで、食いしん坊の息子が興味を示した高菜コロッケを求めて、車を阿蘇市に走らせた。目指すはこのお店。

  阿蘇西ふれあい市場あかみず(←ここをクリック)

私は丁度こどもたちに、みりんと調理酒の違いを質問されたばかりだったので、あかみずで売っていたみりんとお酒の他、珍しい豆腐や手作りこんにゃく、野菜の類の買い物をした。阿蘇といえば昨夏の水害では、大変な被害が出た。その影響で、この冬はリンゴの収穫は殆どなかったということ。

そこで見つけた揚げたての高菜コロッケ。1つ90円。安心安全しかも超美味しい。噂の味を堪能できて、大満足の私。もしも阿蘇にお出かけになるときには、このお店で美味しいコロッケを是非召し上がれ!

*****

その後陽が暮れると思って帰宅しようかと思ったが、息子がせっかくだからと言うので、もうちょっと足をのばし、今度は田楽の里に行ってみた。

  高森田楽の里 田楽定食(←ここをクリック)

小さい頃五平餅を家で作ったことがあるけれど、それとはまた違う味わい。蕗味噌、ユズ味噌など、素材に合わせた味噌をつけて火であぶるのが、なんともいえずよかった。だご汁もとても美味しかった。もうこれでお腹いっぱい。

帰りは暗い夜道を運転せねばならず、かなり冷や汗をかいたけれど、無事に娘の待つ家にたどり着けてよかった。

という、連休初日のご報告。

※ ♪ナビゲイターの記事も更新しました。→★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/10

一家団欒

熱が下がった息子と、今日は二人でご飯を食べに出かけた。プライベートロッジは美味しいレストラン。あとから、実は、と息子。なぁに?と尋ねると、ずっと歯茎が腫れて痛いという。もう治ったけれど口内炎といい、今回の歯茎の腫れといい、心配になる。そういうわけで、明日医者に行くことにした。

夜になり、子どもたち二人は仲が良いので大笑いしながら、色々なことをしゃべっている。同じ炬燵に入って、お茶を飲んだりミカンを食べたりしながらする、たわいもない家族の会話。亡くなるまで数年間施設で過ごした父は、そういうことをとても懐かしがっていたのを思い出す。「ただなんとなく一緒にいて、だらだらするのがよかったんだよ。」と。悲しいことに一家団欒というのは、手が届かなくなってからその価値に気付くものなのだろう。

娘が冬休み前に、学校のアンケートに答えていた。「冬休みは家族で何をしたいですか?」「一緒にいられるだけでいい。」と。そうなのだ。大事な人と一緒にいられることが一番大事なのに、そうできなくなったことが悔しい。普段横浜で自炊している息子の気持ちを考える。正月を実家で1人で過ごした母のことも思う。なんでこんなことになってしまったのか?

*********

娘が明日コクリコ坂から の放送がテレビであると、嬉しそうに教えてくれた。私も好きな映画なので、家族で見られるといいなと思う。

コクリコ坂から [DVD]
コクリコ坂から [DVD]
スタジオジブリ 2012-06-20
売り上げランキング : 1242


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

そういえば、プライベートロッジで流れていた曲のことを、深夜になって思い出した。あの映画は「借りぐらしのアリエッティ」の曲だったみたい。あの映画は、音楽は素晴らしかったと思う。

借りぐらしのアリエッティ [DVD]
借りぐらしのアリエッティ [DVD]
スタジオジブリ 2011-06-17
売り上げランキング : 1802


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

********

今度の滞在は、息子はいつまでにするのだろう。その話題をみんなが避けている。だから私も言い出さない。別れに慣れということはないから。ここの居心地がいいのなら、ずっと一緒にいたらいいと思う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/01/09

なやみごと

にっちもさっちもいかないと こまったともだちからめーる ふたりでなやんですうじかん けっきょくこたえはでなかった

 ◆ ◆ ◆

ねつがさがっていいきぶん おやのこごともうれしいぞ こんなのうまれてはじめてだ みっかもふろにはいってない べたべたきもちがわるいから ゆっくりこれからふろはいろ

 ◆ ◆

ねむりたいのにへやあかるい あしたしごとだどうしよう こどもはげんきでるすがいい そんなことないまちがえた いっしょにいたいなもうすこし

 ◆

ひとのれきしはひすとりー わたしのはなしはすとーりー うまれてそだってこいをして なやんでひとはしんでゆく ひはまたのぼるくりかえす あしたはあしたのかぜがふく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/07

インフルエンザ

今朝はPTAの当番で、娘が登校する時間より早く中学の校門に行き、朝の挨拶運動の取材をしなくてはいけなかったのに、うっかり忘れた。実は息子が昨夕から高熱にうなされ、そのことで頭がいっぱいになっていたのだ。娘の登校時間直前に、同じ委員会の仲間から携帯電話に連絡が入った。私は遅刻に気づき大慌てで駆け出し、1分後には校門に立っていたと思う。仲間は年末からご主人が脳出血で入院したとかで、大変な中取材に来ていたので、うっかりした私は申し訳ないと思った。

帰宅後仮眠。昼までには何とか気疲れがとれたので、ご飯の支度を始めたら息子が起きてきて、昨夜に続き素うどんをすすった。熱は39度から少し下がったぐらいである。インフルエンザではないかと思い、近くの内科に午後一番の診察に行くことにした。昼休みが終わった病院に行き検査をしてもらったら、やはり息子の病気はインフルエンザ。今週半ばには横浜に帰ると言っていた息子であるが、私はどういうわけか航空券を購入していなかったので幸いだった。薬を飲んだので熱はここ数日内におさまるだろうが、息子にはこうなったら連休明けまで、熊本で養生してもらおうと思う。

感染しやすい病気だから、家族の私もインフルエンザを週末には発症してしまうかもしれない。なので夕飯を買いに出たついでに、今のうちに気持ちも体も綺麗にしたくて温泉に行った。天然温泉を売りにしている入浴施設が、家から近いところにあるのである。今まで贅沢だと思って行ったことはなかったが、身体の節々は痛いし疲れているので試す気持ちになった。入浴料は550円。ちょっと高いが、今日だけはいいことにして、ゆっくり体を温泉に浸してみた。いい気持ち。よし、いいぞ。

最後に受付にバスタオルを返却する前に、そういえば夏にどこかで測って以来自分の体重を分からないのを思い出した。そこで、置いてあった体重計にちょっと乗ってみたらびっくり。大変だ。いつの間にか思わぬ増量をしていた。これは家族の病気が落ち着いたら、しっかりダイエットしないといけない。そうだ鍛えるのだ。来月には、たった4キロの記念出場なれど、マラソン大会があるのだから。→第2回熊本城マラソン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/06

図書館の昼下がり

5日の日に、この町に移住した芸術家の家庭に、職場の人と共に招かれた。三人揃ってお邪魔するのは3回目である。そのお宅のお子さん方とわが子たちは仲良しなので、まるでいとこのように遊んでいるのが微笑ましかった。温かい交わりに感謝の一日。その際、息子の作った大根とジャガイモのマサラがなかなか好評で、会話が弾み良かった。楽しい食事会は夜遅くまで続いた。

そして昨日は、年末年始の休み明け。図書館はとても混雑していた。その書架を息子とめぐりながら、彼が手に取る本を見て驚いた。親子なのに全然違う。それが新鮮だった。 2013年正月休みは、いいことが沢山ある。

純正作曲の技法
純正作曲の技法 ヨハン・フィリップ・キルンベルガー 東川 清一

春秋社 2007-10-26
売り上げランキング : 756127


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
新 構成学―21世紀の構成学と造形表現
新 構成学―21世紀の構成学と造形表現 三井 秀樹

六耀社 2006-04
売り上げランキング : 182790


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
この2冊が、特に息子が気に入った本である。数学だけでなく、彼は音楽やデザインにも大いに興味があるようだ。新しい発見をしてわくわくしているようなので、この世界を十分楽しんでもらいたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/01/03

私とは何か―「個人」から「分人」へ―

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)
私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)平野 啓一郎

講談社 2012-09-14
売り上げランキング : 1365


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
この本を読んでいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あったか靴下

クレヨンブック: プロから学ぶ、楽しく描く
クレヨンブック: プロから学ぶ、楽しく描く 米津 祐介

誠文堂新光社 2012-09-12
売り上げランキング : 126177


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今年もわが家の食堂のカレンダーは米津祐介さんのもの。1月の絵は、この本の表紙を飾るあたたか靴下。食堂が華やいで温まる感じです。綺麗です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/01/02

便利なお正月

大晦日は映画を見ながら年越し蕎麦を食べて、ジャニーズの年越しライブを見ながら新年を迎えた。正座してこどもたちと「あけましておめでとう」と挨拶をし、夜更かししておしゃべりをした。 二人の映画の感想が実に豊かであったので、親の心配をよそに子どもはちゃんと育っているのだと実感した。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]
ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]
角川映画 2009-06-19
売り上げランキング : 1004


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

そういえば、我らが映画観賞している時刻に放送していたNHKの紅白歌合戦で、初出場の斉藤和義が「♪やさしくなりたい」を歌う時に、反原発メッセージが書かれたギターストラップをつけていたというので話題になっている。ロックシンガーだもん、いいじゃない?と私は思う。→★

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

話は変わるが、息子が口内炎を5つも作って来熊し、食事の度に痛がるので、昨日はドラッグストアに行ってみた。元旦なのに店は開いていた。私はほっとして薬を買ってきたのだが、よくよく考えると正月だというのに店員は大変だ。命にかかわるので元旦でも病院はどこかやっていないといけないとは思うが、スーパーやドラッグストアは元旦ぐらい休みでもいいのではと思う。息子は手に入った塗り薬のお陰で、今日は少しずつ痛みから解放されているので、便利な店のお陰で得をしたくせに矛盾したことを言っている自覚はあるけれど。 他の人がゆっくりしいてるときにも、仕事をしている人のお陰で成り立っている便利な日本のあり方を、少しは見直す時が来ているのかもしれない。

「東京で暮らしていた人はコンセントの向こうに福島があったということを忘れないでもらいたい。」と耳に痛いことを、こちらで知り合った福島県人に言われたばかりの私。こうして皆が団欒している時にも、福島第一原発の2号機は温度が上がっているらしいし、事態を見守り働いている作業員がいるはずだ。そういうわけで私は、今年も正月ではあるがあまり「おめでとう気分」ではない。安易にテレビ漬けになると大事なことは分からなくなるから、今年もテレビは必要な時以外はつけないようにしようと思う。

【おまけ】今息子は、炬燵で妹に数学を教えている。今夜はカレーを作ってくれるらしい。家に人が増えると紛争が勃発することもあるが、一人ひとりが得意なことを活かし合って平和に暮らせれば一番いいな。正月2日夕方のつぶやき。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年12月 | トップページ | 2013年2月 »