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2013/02/14

腐らない苺

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今朝、合唱コンクールのポスター制作に余念がない娘に頼まれ、車のトランクに入っているアート療法の道具を出すために、中学校門前にある駐車場に行った。また今日も、フロントガラスが凍っている。寒い朝だなぁ、未だ眠いなぁと思いながら鍵を差し込みトランクを開けたところで、びっくりして眼が覚めた。なんとトランクに、生鮮食料品の買い物袋があったのである。

動揺しながら私は、スーツケースを開けてクレヨンを取り出し、登校していく娘に手渡した。片手には、何が入ってるかわからない買い物袋。娘と友人が中学に歩いていくのを見届けて、私は恐る恐る買い物袋を覗いた。すると、納豆のパックとタマネギ、白菜、苺が入っていた。そうだった、荷物を持ったまま仕事に行けないと、急いでトランクに買い物袋を入れた日があったよな。

そのまま私は家に戻り、袋の中身をチェックした。納豆の賞味期限は、2月12日である。今日は14日だから、もう食べないほうがいい。おっ!レシート発見。日付は?……なんと10日前の2月4日であった。あの日は色々大変だったんだ。朝から寝不足で不調なのに、一日走り回ってたんだった。こんな風に買ったものを置き忘れるなんて、今までなかったことだ。つくづく、忙しすぎるのはよくないと思った。

さて、冷蔵(凍?)庫のように夜は寒い熊本も、天気が晴れで日差しがある時は、日中の気温は低くない。特に車の中は、ムンムンするほどである。納豆以外のものの傷み具合が気になる。タマネギは?大丈夫だった。白菜は?これまたなんとかなりそうだ。だけど、イチゴは駄目に違いないと思いきや、この写真の通りなのである。なんで腐っていないのだろうか?

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口に入るものは、相当選ばないといけない。そういう時代を生きている、私たち。

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