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2013/03/19

レイチェル・カーソン~別の道を歩く勇気~

レイチェル・カーソンは、環境問題に警鐘を鳴らし『沈黙の春』を書いたことで知られるアメリカの海洋学者です(1907-1964)。私はもう一冊の名著『センス・オブ・ワンダー』を、子どもが小さい頃読みました。

沈黙の春
沈黙の春 レイチェル カーソン Rachel Carson

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センス・オブ・ワンダー
センス・オブ・ワンダー レイチェル・L. カーソン Rachel L. Carson

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実は、レイチェル・カーソンの新しい伝記を知人からいただいたので早速読んでみたところ、現在日本が置かれている状況に当てはまる警告を当時から彼女が発していたことが分かり、大変驚いています。レイチェル・カーソンは、1963年10月18日に行った最後の講演の中で、実に先見性の高いことを述べています。

「…放射性物質による環境汚染は、あきらかに原子力時代とは切り離せません。それは核兵器実験ばかりではなく、原子力のいわゆる『平和』利用とも、切っても切れない関係にあります。こうした汚染は、突発事故によっても生じますし、また廃棄物の投棄によって継続的に起こってもいるのです。」

レイチェル・カーソン―いのちと地球を愛した人 (ひかりをかかげて)
レイチェル・カーソン―いのちと地球を愛した人 (ひかりをかかげて) 上遠 恵子

日本キリスト教団出版局 2013-03
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レイチェル・カーソンは命を削って、農薬に使われる化学物質の規制をしなければ私たちの命や地球が壊されていくと知らせてくれました。激しい迫害にあいながらです。また、環境を壊すものは化学物質だけではないことも教えてくれました。亡くなってからあと少しで50年です。今の世界を見渡すと、残念ながら彼女の警告が生かされなかったことが分かります。けれど今からでも未来の世代に対して責任を持ち、できるだけのことをするのが大事ではないかと私は考えます。

上遠恵子さんの書いたこの本は文章が素晴らしく、短いけれど大変読みやすいです。地味な本ですが、書店や図書館で見かけたら是非手に取っていただきたいと思い、ここに紹介しました。

【追記】 レイチェル・カーソン日本協会のホームページはこちら →★

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