過ぎ越しの祭り
昨日9ヶ月ぶりに横浜に来ました。花粉だかPM2.5だか放射能だか分かりませんが、目の粘膜に何かがベットリついた感じが始まって、喉の調子が変になりました。到着以来気温が高く、埃が舞うような風が吹いています。
実家の母とは毎日家族間無料の電話で連絡をとっているせいか、あまり久しぶりの感じがしませんでした。しかし母が昨夏手術をしてから、まだ以前の元気な状態には戻っていないと思い、胸が痛みました。こんな身体で鼻血を出したのかと思うと、気の毒です。温泉がある九州に呼びたいと思いますが、また断られました。息子は元気にしていました。受験勉強をここで1年したいそうです。この4月に引っ越せという説得に応じてくれません。
娘のアトリエの先生と会いました。息子のクラスメートだったお嬢さんのお母様とも会いました。みんなそのまま。でもオメデタあり、就職あり、1年もたつと変化がありました。新しい命が無事に生まれるように!家族を支える母の働きが守られるように!祈りながら握手をし、ハグしました。お土産の晩白柚が喜ばれました。
今年はイースター(復活祭)が3月31日です。新しい生活を未練なく始めるため、私は気持ちに区切りをつけようと思います。教会では、今はキリストの十字架の苦しみを覚える受難節。聖書にある色々なエピソードが思い出されます。そんな中、今朝久々の地震を経験しました。東京が震源で、ドスンと揺れた地震でした。久々の恐怖です。東日本大震災から2年たっても、あの日の揺れやその後の混乱の恐怖が甦ります。そしたら旧約聖書の「過ぎ越しの祭り」に思いが至りました。
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災害や疫病を、人間は避けようがありません。自分や自分の家族だけは免れるということはありません。いくら心掛けが良くても、です。今の日本では、古代エジプトでユダヤ人が羊の血を門に塗って助かったように、不幸は避けて通ってくれないと思います。なんといっても、全ては自己責任の国ですから。
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