小泉八雲
熊本に来てみるまで知らなかったのだが、熊本ゆかりの文化人で有名なのは、夏目漱石と小泉八雲である。→★
そのうちの小泉八雲(1850-1904)は名前は有名だが、私が読んだことがあるのは「耳なし芳一」だけである。ラフカディオ・ハーンはアメリカの通信員として1890年4月に来日。9月から島根県松江に英語教師として赴任。翌年1月に結婚し、その4月から1894年まで熊本の五高で教鞭をとった。小泉八雲として日本に帰化したのは、1896年のことである。
怪談 | |
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今日学校から帰った娘がまたマンガを読んでいるので覗きこんだら、「八雲」というタイトルだった。
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「もういい加減、マンガ借りてくるのやめなさいよ。」「大丈夫、もう読み終わるから。」「それはそうと、その八雲っていうのは、小泉八雲と関係あるの?」「誰それ?コイズミヤクモって。」
というわけで、なんとわが子は小泉八雲を知らなかった。驚いて私が持っていた熊本の記念館が載っているパンフレットを見せたところ、娘が何かに反応して騒いでいる。どうしたのかと思ったら、今読んでいるマンガの主人公も小泉八雲のように左目が特別なんだそうだ。小泉八雲は怪我が原因で、若い頃から左目が見えなかったとのこと。この漫画の主人公は左目が赤い色をしており、特別な能力を備えているらしい。
「心霊探偵八雲」が、名前からしてラフカディオ・ハーンをモデルにしてるに違いない事は連想できたが、八雲の目については今まで何の知識もなかった私。いい機会なので、もう少し八雲の事を調べてみようと思う。
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