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2013/04/19

春のうららの

今日は娘が上機嫌で、学校から帰ってからずっと歌を歌っている。九州に引っ越してきてから、ずっとこんな調子である。こんなに歌を歌う子だったかしらと不思議でならないが、のびのび毎日たのしそうなので、嬉しく思う。

…春のうららの隅田川…♪

「ねぇ、ママ。この歌の題名知ってる?」

なんとしたことか!問われても咄嗟に答えが出てこない。

「えっと、早春賦だっけ?いやいや違う。隅田川だっけ?」

という私の回答に、娘は大笑い。そのあと答えを教えてもらって納得。そうだ、タイトルは♪だった。

「歌の作曲家は分かる?」

なんとしたことか!また分からない。これは年齢のゆえか、それとも何かで脳がやられたか。嫌だ嫌だ。

「えっと、ヒントは?」

「だから♪箱根八里とか♪荒城の月とか。」

「山田耕筰より前の偉大な作曲家の作品だったことだけ覚えているわ。」

しかしどうしても名前が思い出せない。仕方なく娘に教えてもらった。作者はかの滝廉太郎であった。

滝廉太郎といえば、東京音楽学校(現・東京藝術大学)の出身。私は東京音楽学校の奏楽堂が上野に甦った1987年に、記念のコンサートに行ったことを思い出した。奏楽堂といえば、滝廉太郎。コンサートは随分昔のことだけれども、滝廉太郎の名前を思い出せなかった自分が情けない。その時の本(↓)は、実家にまだ置いてある。折を見てもう一度見てみたい。

 上野奏楽堂物語(東京新聞出版局)

今調べたところ、滝廉太郎が♪を作曲したのは1900年。その翌年ヨーロッパへ留学したが、結核にかかり帰国。大分で療養中の1903年に亡くなった。満23歳だったという。しかし彼の作曲した歌は廃れることなく、2013年の春になお歌い継がれている。文化というのはそういうものなのだろう。素晴らしいことだ。

ということで、今日の私の日記はこれでおしまい。

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