今日はシフトが合って休日だった先輩と一緒に、職場の方の実家まで梅もぎに行った。場所は芦北。熊本から高速道路で1時間ぐらい走っていくと、左手に美しい球磨川が見えた。やがて有明海が右側に開けて、その美しさに歓声をあげた。あとから聞いたら、そこらへんを走る肥薩おれんじ鉄道に乗ると、不知火海を臨む景観は本当にため息が出るほどなんだそうだ。…今日の待ち合わせはJAのマーケット・でこぽん。その店で、デコポンアイスをたった200円で食べてニコニコ。あとは焼き海老がとても安く売っていたので購入した。
駐車場で待っていると、ほどなく職場の方(同じチームの先輩)と合流できた。そこから案内していただいて、さらに山の方に車を走らせてお宅に到着、ご両親に挨拶をした。予想通り、感じのよいご家族であった。噂のワンちゃんともご対面。お~なんと愛らしいワンちゃんだろう。~それから庭のパラソルの下のテーブルで、イチゴと豆乳のシェイクをいただきひとやすみ。この時間の流れ。空気の美しさ。5月の風の中で陽の光を浴び、命の洗濯になった。
それから収穫作業に入った。早速作業着と帽子をお借りし、着替えてから畑へ。たわわに実る梅を、どっさり持ち切れないほどもいだ。梅の木なら、私の背の高さでも届くのであった。その時遠い記憶が甦った。昔実家の隣の庭で、ユスラウメを採ったことを。
それからお父様特製の石窯で焼いたピザ、ダッチオーブンのご飯、イカとジャガイモの蒸し煮、タケノコの含め煮や先輩が作ってきた鶏の唐揚げ等、山ほどご馳走をいただき満腹になった。もう明日から、制服はワンサイズ上でないと入りそうもない。
【全てお土産】
食事のあとは、エンドウ豆、ツタンカーメンの豆、スナップエンドウをとって、イチゴを摘んで、他にも野菜を沢山いただいて帰宅。梅や大根やパセリなどは、隣の友人におすそわけ。青梅は、明日会う友人に半分分ける。うちはきっと、梅シロップと梅酒にする。やがて娘が学校から帰ってきて大喜び。2人そろって美味しい笑顔で、感謝感謝の食卓となった。
さてこれから、いただいたフキと豆を料理する。この豊かな一日は、疲れた私を癒してくれた。あふれる恵みをいただいて、今はただただ「神さまどうもありがとう」という気分。
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