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2013/05/18

タイタニック

タイタニック ブルーレイ スペシャル・エディション (2枚組) [Blu-ray]
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数日大変忙しく、今日は久しぶりの更新である。明日は日曜日。熊本の天気は雨。運動会は多分ないと思うのだが、明日の朝花火の音がするかどうか?雨に濡れながらの競技や応援は、できれば勘弁してもらいたい。

さて 今夜は娘と、録画してあった「タイタニック」を久しぶりに観た。沈んでいく船の中で、今を大切に生きようと行動する若い二人の物語である。1997年(米)。 映画を観賞しながら私は、すっかり身につまされてしまった。

弱い者にも強い者にも平等に訪れる危険。しかし弱い者から死んでいく現実。抵抗せず死を受け入れる者。最後の最後まであきらめない者。 尊厳を持って力のない者が生き残るのは、実に大変なことである。生き残るには、ありとあらゆる力を総動員させなくてはいけない。まさにそれはサバイバル。

それにしても、弱者があきらめなくてはいけないものの、いかに多いことか。その残酷さ。命に上下はない筈だが、いつも泣くのは弱い者である。救命ボートに乗せてもらえないのだから。三等の客でも女と子どもは優先されたけれど、そこまでたどりつけず命を落とした者も多かったろう。船が沈む時、子どもを守れなかった親はどんな気持ちだったろうか。悲しかったろう、悔しかったろう。しかし流した涙の数は、神様だけはご存知だ。天国は彼らのものである。

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