誕生日のこと
昨日は娘の誕生日でした。
まず金曜の朝、部室に呼ばれてどきどき登校した娘に、部員のみんなが寄せ書きや各々丁寧に書いた絵をくれたそうです。クラスでも仲良しが、ノートや鉛筆をくれたんだそうです。そんなわけで娘は嬉しくてニコニコして帰宅。そして試験前の勉強を遅くまでしていたら、0時を回ったところで誕生祝いメールが次々に届きました。中学生ってイマドキはこうなのね!
そして朝まで寝たら、明けて土曜日です。今度はピンポ~ン!と玄関チャイムが鳴って、またも友達が何人かプレゼントを用意して訪ねてきてくれました。中学のすぐそばに住んでいるので、みんなは訪ねやすいのでしょうが、それにしてもこれだけお祝いしてもらえるなんて、わが子は幸せ者だと思いました。
一連のことが嬉しすぎて、娘は全然勉強に身が入らず、絵ばかり描いて土曜が終わってしました。今夜もお客様があったので、勉強ははかどらなかったみたい(近所に住んでいるのは知っていた顔見知りの方が、なんと同じ建物の住人だと分かったので御招待したのでした)。でも、色んな事を考えながら夢見る誕生日を過ごせたんじゃないかなと思います。この子はすっかり、この土地に馴染みました。
この写真は震災前、横浜の庭で咲いていたルリマツリ。きっと今頃も、色とりどりのアジサイと一緒に咲いているだろうと思います。~私は九州に来て新しい縁ができるたびに感謝するのですが、その一方で、昔のことが懐かしくてたまりません。そしてこの季節、以前住んでいた北陸の町で咲いていた花、横浜の街角に咲いていた花を思い出します。同じ花が九州でも咲いているのを見るたびに、記憶がよみがえるのです。そういえばルリマツリはまだ見ていません。♪花紀行という歌がユーミンにありますが、花を見るとそう思います。旅行中のような感覚です。自分はまだ、この町の住人ではない感じがします。旧約聖書の言葉でいえば、寄留者といった感じ。私が住処と思えるところは、これから先地上にあるのでしょうか。
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