関ヶ原
中学生の子どもと今夜は、夕飯のあと歴史の勉強をした。私は学生の頃は歴史を勉強するのが大好きで、授業中のノートも復習のノートも分かりやすく書いて覚えた。でも、同じ知識量を興味がない人に求めるのは酷というもの。
どうも自分は、すべてストーリーとして記憶していったような気がするのだが、日本の戦国時代などは登場人物が多すぎて苦労した。今にして思えば、その中の誰かにポイントを絞って流れを追っていけば、のっぺらぼうの顔に目鼻立ちができたようにくっきりとその時代がイメージしやすかったかも知れない。大河ドラマなどにのめり込めばよかったのだが、なかなかそうはいかなかった。ただ、このドラマだけは結構記憶にある。TBSで放送された「関ヶ原」は、司馬遼太郎の原作。→天下分け目の関ヶ原の戦い(1600年)
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石田三成役の加藤剛の演技が素晴らしく、のめり込んで見た覚えがある。ほかの俳優たちも、実に豪華な顔ぶれだった。 「関ヶ原」は1981年のドラマだというので、もう30年以上前のものである。
私がよく覚えているのは、友人である大谷吉継(高橋幸治)と茶会で同席した三成(加藤剛)が、皮膚病を患っていた大谷が口をつけたお茶を飲み干すシーンと、小早川秀秋(国広富之)が関ヶ原の戦いの最後で寝返ったシーン。それで西軍は劣勢になり、東軍の徳川家康に敗れた。
書いているうちにまた見たくなったので、どこかで探してみようと思う。多分また違う味わいがあるだろう。
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