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2014/08/25

椿姫

最近近くのレンタル屋が値上げしたので、節約のため、家で録画してある映画を見るようになった。といっても、数は少ない。その中の一本を、ここ数日に分けて鑑賞。 それは何度見てもいい「プリティウーマン」。

内容は、有名すぎるのだけど一応紹介。…仕事でブロードウェイの近くのホテルに一週間だけ滞在することになった大富豪が、ひょんなことから知り合った娼婦に興味を抱き、一週間の契約で一緒に過ごすことになる。失恋して身を落とし娼婦になったヒロインと、親との関係に傷ついたまま大人になったプレイボーイの心が近づいたとき、ジュリア・ロバーツが演じるビビアンは、ホテルのペントハウスから元のアパートに期限の時間より先に引き揚げようとする。

引き留めようとするリチャード・ギアにビビアンは、つい欲張りになってハッピーエンドを望むようになったから、未練を断ち切るために先に帰るのだと話す。それは無理だな、とリチャード・ギアが言う。~あー、そのまま行かせちゃっていいの?… しかし、楽しく過ごした一週間の間に二人で見に行った椿姫が、ラストで効果的に生きてくる。そして物語はハッピーエンドへ。~ああよかった!

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そこで私がまた見たいなと思ったのは、松坂慶子演じる「椿姫」。昔テレビでちらっと見たことはあるけれど、どんなだったっけなぁ。調べてみるとなんと、DVDになっていないもよう。九州に住んでいる私は、いったいどうやったら見られるのかな?と今考え中である。

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2014/08/14

卵焼き

おとといぐらいから、母が昔弁当に毎日入れてくれていた卵焼きを、食べたくてたまらなくなっている。卵焼きといっても、うちの場合は出汁巻き卵である。

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私が中学と高校のころ学校に持たせてくれていたのは、黄色い卵焼きと肉などタンパク質の茶色いおかずとキュウリかホウレンソウ等の緑野菜、それに海苔に醤油をかけたのが挟んである白いごはんの弁当だった。プチトマトが入っているでもなし、果物が入っているでもなし。見た目はよくないし、気の利いた工夫が何もないその弁当が、私は嫌でたまらなかったし、とにかく毎回入っている卵焼きを美味しいと思ったことなど一度もないの。なのにふと、あの卵焼きが懐かしくてたまらなくなっているから不思議である。

そんなわけで今日の夕刻横浜の実家に電話を入れたら、あちらから人恋しそうな母の声が聞こえてきた。「私よ私。ねぇねぇ、あの卵焼きが食べたくなっちゃって仕方ないのよ。こないだ九州に来てくれた時に作ってもらえばよかったんだけど、もう帰っちゃったから、次の機会に絶対作ってもらいたいんだけど、次はいつ来てくれるの?」と話しかけると、母が笑って、「そんなこと言ってもこの頃うまくいかなくなっちゃったのよ。」と答えた。そうか、この頃母は料理をほとんどしていないのだったな。

母は最近会う人ごとに、熊本での2週間がどんなに楽しかったかを聞かせているらしい。天草の魚が美味しかったこと、孫が元気にしていたこと、居酒屋に連れていってもらったら楽しく酔っ払った同じ年頃の女性がカウンターにいて、その様子を見ているだけで幸せだったことなど。

まだ母に甘えたい気持ちがある自分のことを、大分情けないと思うけれど、母の味を懐かしむことは悪いことではないと思う。さて私の子どもたちがやがて大人になったときに、私のどの料理を懐かしく思いだしてくれるだろう。私は自分の母と違って気が多いので、あれこれ作ってはみるけれど、これなら絶対誰にも負けないわ!という得意料理があるわけではないから。さてさて。そういえば来年から、娘の弁当作りが始まるな。私も母に負けないような、卵焼きを作れるようになっていたいな。

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2014/08/13

笑顔と哀しみと

名優ロビン・ウィリアムズの訃報を聞いて、昨日から落ち着かない。人間はいつか死ぬし、死んでも人々の心にその人は生き続けると、今はお盆だし思うけれども、もうあの演技が見られないというのは寂しいことだ。うつ病やアルコール依存症と闘いながら、スクリーンの向こうから私たちに愛を届けてくれたロビン。天国で安らかに。

~彼の作品で、私の思い出深いものをいくつか紹介しよう。

☆なぜか持っているのは「パッチ・アダムス」。ユーモアが人を癒すことを教えてくれた実話。私はこのことで、ブログに記事を書いていた。ここをクリック→ユーモア

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☆☆この映画で、初めて彼のことを知ったのだと思う。「グッドモーニング,ベトナム」。衝撃はラストのほうで。

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☆☆☆それから、数学好きだけど不器用な息子を持つ私には、グッときちゃう「グッド・ウィル・ハンティング」。マット・デイモンとベン・アフレックは、このあともっとビッグになったなぁ。

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☆☆☆☆それから、この間子どもたちに知ってほしいと思って一緒に見たのは「いまを生きる」。若き日のイーサン・ホークが出ているのよね。

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2014/08/11

祈りだけでなく

昨年11月に長崎を訪れた折原爆資料館を案内してくださった、語り部の城臺美弥子さんが、69回目の長崎平和祈念式典で被爆者代表のスピーチをした。→城臺美弥子さんのスピーチ

「これは命の問題ですから」、「内部被ばくがあるからよくよく気を付けて」と、福島に住むひとたちと一緒に爆心地を回った私にも、城臺さんは語ってくださった。自分たちの世代が経験した悲劇を無駄にしたくないという言葉には、とても重みがあった。

紹介した記事にもある通り、城臺さんは7月に安倍晋三政権が閣議決定した集団的自衛権の行使容認を「日本国憲法を踏みにじる暴挙」と批判し「被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください」と訴えた。 1945年原爆投下当時6歳だった城臺さんや、成人後もうけたお子さんには異常はなかったが、孫の代に障がいや突然死があったそうだ。そのとき城臺さんは、どんなに悔しかっただろう、悲しかっただろう。

2011年3月11日の東日本大震災によって起こった東京電力福島第一原子力発電所事故の被災者の現状にも、城臺さんの言葉は及んだ。ノーモアナガサキ。祈りだけでなく行動を。長崎から目と鼻の先の鹿児島では、川内原発が再稼働に向け着々と準備をすすめている。福島にはもう大丈夫だからと。避難先から人がどんどん戻されている。果たして大丈夫なのか。長崎で爆発後に人々を苦しめた放射能の被害は、福島ではないことにされてはいないか。

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2014/08/06

♪東へ西へ

母を送って横浜に2泊で行ってきました。一見以前とは変わらない町に、少なからずショックを受けました。

放射能怖いなんて言って西へ避難した自分の苦労が馬鹿らしくなりました。当たり前のように以前と同じ暮らしをしている人たちに、私は言葉を失います。何が正しいとか、何が正しくないとか言える雰囲気ではないからです。

実家の雰囲気は懐かしく、すぐに慣れてしまいそうな自分を、恐ろしいとも思うし許してあげたいとも思いました。何とも複雑な気分の関東滞在でした。一泊目はあまり眠れませんでした。そのあとは会いたい人に会い、最近の話を聞いて、ほかの大事な用事をいくつか済ませ、九州に戻ってきました。

九州は日の出が東より遅いので、セミが朝鳴き始める時間が遅いです。当たり前のことですが、東と西の生活を体験して分かることでした。…ここ数日こんなわけで忙しかったせいか、昨日から私は頭が痛いです。珍しいことです。早速仕事に行ったけれど、日中何やら大変な勘違いをしたようで、あたふたしました。大分疲れてるとはいえ、今日はもっとしっかりしなくてはいけません。

さて、今日は8月6日。黙祷の時刻、私は市内の路面電車に乗っている予定です。

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2014/08/01

嘆きの母

数日前から、嘆きの母という言葉が頭に浮かんでいる。イスラエルによるガザへの攻撃で、大勢の無防備な市民が殺されているニュース、沖縄の辺野古で基地反対の市民と警察や防衛庁のやりとり、福島は日本かのつぶやきをツィッタ―で目にしてるせいかも知れない。今私自身は、とりあえず安全なところにいる一方で、聞こえてくるニュースは悲劇的なことが多すぎる。

先日横浜の教会に、熊本の安全な野菜をたくさん送った。みんなで分けてくださったらいいなと思ってのことだったが、あとから、教会の庭で作ったジャガイモの収穫をみんなで楽しんだらしいと聞いて、余計なことをしたとくよくよした。しかしだぶってしまってバカなことをしたという思いだけではなく、横浜と熊本でできた野菜の違いについて、分かる人が少ないだろうという絶望感の方が大きい。

私は、福島から250キロも離れていない横浜で、土の安全性を確かめることもなく耕作してできたジャガイモを、小さな子どもたちに食べさせることは、福島の原発事故の後はしていいことだと思わない。教会の庭になったビワを食べろと言われ、それを断って帰宅した娘が怯えていた2011年の初夏を思い出す。どうして確かめもせず、大丈夫と思うのだろう。今すぐ何もなくても、それを疑いもせず食べ続けた子が病気になった時に、責任のある親や大人たちは、どう思うのだろう。何も影響がないはずはないと、私は考える。何か大変なことになったときに、嘆くのは誰だろう。

悲劇に見舞われた子どもだろうか、知らなかったとはいえ子どもを守れなかったと思う親だろうか、無責任にも子どもを危険にさらした教育者だろうか。運よく危険を免れる人はいるのだろうか。今日戦場で子どもを守り切れなかったと嘆く母親と、今東日本で暮らす母親たちが同じことにならないといいと、私は心から願う。

嘆きの母が増えるのは、もうごめんだ。見たくない。こんなこと、もうたくさんだ。戦場に子どもを送ることになるのも嫌だ。平和がなによりなのに、なんでみな危険に気付かないのだろうか。平和を考える8月は、今日からはじまる。

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