月はどっちに出ている
阿蘇の中岳が19年ぶりに噴火した。昼間は仕事をしていて知らなかったので、この目で確認できぬまま今日になった。朝車で出勤しようとしたら、愛車が灰をうっすらかぶっていた。あらら汚い。時間がなかったのでそのまま発車。そしてうっかり視界をクリヤにすべくワイパーを作動させた。しまった、ガラスに傷がついたかも。
夜になって帰宅。咳がだいぶ収まってきたが、たまに咳き込むと肋骨の辺りが痛む。風邪をひいてもう2週間になるというのに、免疫力が落ちていて長引いた。火山灰に負けず、早く元気になりたいものだ。
夜の10時を過ぎてから、三日月の観察の宿題があるという娘が、月がベランダからは見えないと言う。「じゃあ今からバケツの水で灰のついた車を洗うから一緒に来る?」と誘うとついてきた。暗闇の駐車場からは月は見えなかった。なので簡単に車に水をかけてガラスを拭き終わってから、娘と一緒に月を探して近所を歩いた。夕方きれいな三日月を私は見かけたのだけれど、それがどっちの方角だったか思い出せない。月はもう西の方に落ちてしまったのか。
結局月は見つからなかったが、かわりにオリオン座を見つけて娘が喜んだ。オリオン座なんて当たり前に冬の間は輝いているのに、今まで気づかなかったとは。でもこれからは、折に触れて空を見上げるようになるだろう。これから冬至まで、夜がだんだん長くなる。間もなく教会は待降節(アドベント)に入る。まことの光が訪れるクリスマスがやって来るのを楽しみに、日々を過ごしていけたらいいと思う。
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