山を仰ぐ
体調を崩したことで自分の重荷を嘆く気持ちが抑えられなくなり、考え込んでいたら、こんな事を思い付いた。私は困っている。私が今欲しいのは助けである。ではその助けはどこから来るのだろうか。
気持ちが弱ると涙腺が弱くなり、何度かふとした拍子に涙が溢れた。涙が出るのは格好はよくないが、悲しかったり感動のあまり泣けるのはいいことなようで、その度に心が軽くなった。信頼できる人に悩みを打ち明けたのも良かったようだ。
問題の根本的解決は容易ではないが、心の慰めになること、違う角度から物事を考えるきっかけは、思いがけないところからやってきた。それは私が住んでいるこの街の、とても近いところから。
以下、旧約聖書 詩編121より。
「1 私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。
2 私の助けは、天地を造られた主から来る。
3 主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。
4 見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。
5 主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう陰。
6 昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。
7 主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。
8 主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。 」
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