チャプチェ
昨夜は娘のリクエストに応え、韓国料理のチャプチェ(春雨の炒め物)を作ってみた。甘辛い味付けはCOOKPADを参考にした。胡麻油の風味と醤油や甘味・辛味が特徴のおかずだが、私はあまり砂糖を使いたくなかったので、砂糖は少しにして味醂と旨味のある麦醤油麹を代わりに入れてみたら、なかなか美味しくいい感じになって満足した。
手順としては①温めたフライパンに胡麻油とにんにくを入れ、にんにくが焦げる前に玉ねぎやニンジン・干し椎茸(我が家ではとても稀)を中火で炒める。②具材がしんなりしたところに調味料を水と一緒に入れ、ぐつぐつしてきたら、予めお湯で固めに戻しておいたサツマイモの春雨を入れて汁を吸わせる。③青味の葱と胡麻油で仕上げる。
これが年末に武蔵小山の韓国料理屋で食べたチャプチェと、味の上では遜色ない仕上がりであったので、食べたがっていた娘が大喜びした。頼まれた自分も実はまた食べたかったので、大乗り気で挑んだ料理が成功して楽しい夜となった。決め手は、上記のように味付けはもちろんだが、春雨を緑豆製ではなくサツマイモのデンプンで作ったのを使用したことにある。正確には九州のサツマイモと北海道のジャガイモから作った、昔ながらの春雨と袋に表示があった。今までは売っていることに気づかなかったのだが、ここの近所のスーパーマーケットの商品棚にあるのを昨日見つけたのだった。
正直こんなのが普通に安く売っているなんて、ビックリだった。私はチャプチェを作るシーンを韓国ドラマで何度も見たことがあったので、韓国ドラマファンの主婦が増えたからチャプチェ用にスーパーマーケットにサツマイモの春雨が置かれるようになったのか、それともサツマイモの産地に近い地域だから、中国の緑豆春雨ブームに負けないで置いてあったのか、真偽のほどは分からない。昔『台所から北京が見える』という本が出たことがあるが、私の家の台所からも、いろんな事が見えてくる気がして、料理はやっぱり楽しいと考えた日になった。おわり!
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