コクリコ坂から
金曜の夕べ勤務を終えて帰宅すると、ポストにレターパックで何かが届いていた。開けてみるとぷーんといい香り。なんと横浜の親友から手作りクッキーが送られていたのだった。楽しい手紙も同封してあり、心が熱くなった。
聴けば東京の息子のところにも送ってくれたらしい。いつも私たち親子のことを祈ってくださるだけでなく、こういった関わりをしてくださることが本当に嬉しい。教えられることばかりだ。
自分も周りの人のためにできることはするほうだけれど、弱っているときにこうして助けてもらえるのはなんてありがたいことなのだろう。
テレビではその晩ジブリ映画の「コクリコ坂から」の放映があった。東京オリンピックが開かれた1964年の前年の横浜が舞台の「コクリコ坂から」。その頃まだ日本の人々の間に残っていた助け合い、民主主義の気持ちは、今の日本にはたくさんは見られなくなった。正体不明の新型コロナウイルスに脅かされ、戦時中の監視社会が再来している。悲惨な「火垂るの墓」は放映されなくなって久しい。
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