2012/01/19

卒業アルバム

2011年は、生活の仕方を考えさせられる年だった。私は当初は生活を普段通り行うことにエネルギーを使ってぼうっとしていたのだが、だんだん自分の頭で考えるようになり、何につけてもわざわざ面倒なことを選んでしまったので~私だけでなく子どもにも、少なからずその影響が出た。

学校行事や夏の授業など、参加を見合わせたことが一つのきっかけになり、娘は夏前から教室に行かなくなり、夏が終わっても教室に戻らなかった。

冬が来ても、学校に行くときは保健相談室へ。そこで随分養護の先生、担任の先生、その他職員室の先生にはお世話になった。

ところが今日は、たまに同じところで過ごすクラスメートが、一緒にと誘ってくれたのか、半年以上ぶりにクラスに顔を出し、卒業アルバムの全体写真におさまったらしい。「なんだかこれからは、ときどき行けそう。」とのつぶやきまで。まもなく卒業式なので、娘なりに心にけじめをつけ、今後のことも見通せるようになったのだろう。たとえみんなと同じではなくても、心は繋がっていたのだな、と思わされた午後だった。

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2011/09/16

人生は総合力

娘の保健室登校に付き合って二日目。今日はやることがないかも?と思ったので、昼に迎えに早めに行ったときに、本を一冊持っていった。少し役に立つかなと思って。

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)島田 洋七

徳間書店 2004-01
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娘が途中まで読んでそのままになっているようだったので、本棚から選んだ一冊。保健相談室にひとりで、娘はちょうど気分転換がしたかったようで、栞が挟んであるところから読み始めてすぐ笑いだした。私ががばいばあちゃんのことを記事にしたのは、随分昔。なんと6年前だった(→『佐賀のがばいばあちゃん』)。 娘が読み進めてすぐに出会った、島田洋七の祖母の名言はこれ。「人生は総合力」。本当にそうだなぁ、とつくづく最近思う私。

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2011/08/29

♪♪なつやすみのおさかな

夏休みは終わっても、娘の心は夏休みのまま、のようです。本当の海で泳いじゃったからなぁ。 Img_0210

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2011/08/25

♪夏のクラクション

土砂降りの雨が降ったのに、虹を見られず昨日は残念な思いをした。傘をさしても結局は娘と濡れてしまったから、帰宅してすぐシャワーを浴びて、目や耳や喉の奥までよく洗った。

今日も朝からすっきりしない天候。午後少し回復。セミが鳴き出す。今週で夏休みは終わるのに、娘は宿題をしない。どうするつもりなんだろう。なつやすみのおさかなになっちゃうのかなぁ、娘も。

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今日はこれから、母が週末に出演する演奏会の練習があるというから、カーナビに目的地を入れて、これから出発。運転するのはなんだかしんどい。せめてお気に入りのこの曲でも聴いていこう。

     ♪夏のクラクション(稲垣潤一)

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2011/07/29

ビスケットのはなし

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)
ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本) 西内 ミナミ 堀内 誠一

福音館書店 1966-12-15
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昨日娘が選んだ絵本はこの本。懐かしいね、と言いながら、二人で楽しく読んで寝た。いじめられっこの象のこどものぐるんぱが、いろんなところで修行するのだけど上手く行かず、結局大勢の子どもたちのための幼稚園を作ったお話で、おいしそうな大きなビスケットが出てくるのが娘のお気に入りだ。途中娘が話してくれたこと。

「ねぇママ、ビスケットとクッキーってどこが違うか知ってる?私この間テレビで見たんだけど、ビスケットは脂肪分が40パーセント以下のもののこというんだって。」 だそうで。そうなのか?言われてみれば、バターが少なく薄くてぱりっとした歯ごたえのものがビスケットとして売られてるような気がたしかにする。マリービスケットに、動物ビスケット。みんなそうだ、薄くてぱりっとしてるわ。同じ形でね~。

しかし私の古い記憶によると、英語の教師がbiscuit(ビスケット)bibicycle(自転車)biと同じようにの意味がある。自転車は車輪が2つ、ビスケットは二度焼きするからそういうのだ」と教えてくれたんだけどな。あれは記憶違いだろうか。

ついでに、ふわふわサクサクしてる分厚いタイプのクッキーやスコーンだって、イギリスじゃあビスケットって言われてるような気がするし、結局定義は曖昧なのではないかな。娘にその話をしたら、クッキーとビスケットの違いがわからない人が多いから、どっかで脂肪分の比率を決めたらしいと話してくれた。そうんだ、ふ~ん。

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学校に行かなくなって、再び絵本を読むようになった娘と私と記録はこちら。

    →♪あの頃のまま

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2011/05/09

ブルーベリーホットケーキ

昨日教会の礼拝が終わり午後の会に出ていたら、急用が出来たので帰宅しました。すると娘が台所で何かしています。立入禁止と言われてしまい、なんだろうと思いつつ、居間にゆき、メールを出したり受けたりしていました。まず私の携帯に電話してきた相手が動揺しているので、私は困っていました。

ため息をついていると、背後に気配を感じ振り向くと、娘がにこにこして丁寧に焼いたホットケーキ(三段重ねでした)と飲み物を載せたお盆を持って立っています。メイプルシロップをかけながら食べて欲しいと言われ、私は緊張していた心がバターのように溶けていくのを感じました。お~、なんて優しい娘でしょう。それは母の日のプレゼントなのでした。早速食いしん坊でブルーベリーが大好きな私は、娘と半分こにしてホットケーキをいただきました。その美味しさといったら、この絵本たちに出てくるケーキにたぶん引けをとらないものでした。

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん) わかやま けん

こぐま社 1972-10
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ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

なかがわ りえこ おおむら ゆりこ

福音館書店 1967-01-20
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ハプニングというのは、息子が外出先で行方不明になったということ。でもちゃんと見つかりました。もう子どもじゃないんだから、見失ったほうがあたふたしてどうすんの?というのは、私の感想。これは私が何度も同じ経験した結果、到達した境地なんで、初めてはぐれた父親がびっくりしても当然なんですけども。大人なんだから、高校生の息子のこともう少し信用してほしいと思いました。…あとからわかったことですが、携帯電話が嫌いで持っていない息子は、連れを見失っても動じないで、何の連絡もしないで、時間をかけてじっくり展覧会を見たそうです。展示が大変興味深かったとのこと。

結局同じ建物にいるわけですから2時間後には巡り合えたようで、よかったじゃんと私は思いました。息子には、混雑した場所で連れとはぐれたら普通は相手が心配するから、はぐれたときはここに来ることにしよう、と場所を決めたりしたほうがいいよ、とアドバイス。ついでに公衆電話を見つけて、相手の携帯に電話したらよかったよ、と話すも、これはなかなか受けて入れてもらえませんでした。連絡先をメモするのが嫌というので、覚えさせました。これでこの次同じことが起きても大丈夫かなと思います。相手が私でも、できればそうしてほしいのですが、どうでしょうか?展覧会はこちら(↓)でした。

   東京国立博物館平成館  写楽展

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夜になって娘の悩みごとを聞かされ、ちょっと動揺した私です。昼間にはニコニコ私のために素敵なケーキを焼いてくれたのに、乙女ごころは複雑でストレスいっぱいだったと分かりました。様子が少し変なのはわかっていたので、一番の気がかりなことを話してくれてよかった、と考えました。

簡単に解決する問題ではなさそうなので「無理しないで休みなさい」と声をかけたら、ようやく安心した様子。結局就寝が遅くなったので、今日は学校を休ませてもらい、のんびりさせようと思います。学校には事情を話して、ちょっと相談に私が行けばいいことです。先生方は専門家なわけですから、連絡をとりつつ、一緒に問題解決できるように動いていただけると信じましょう。

娘にはまずは今日一日、花盛りの美しい庭の花を眺めながら、家の中で柔らかいハートを手作りしたり、ピアノを弾いたり絵を描いたり、安心して過ごしてもらえればいいと思います。

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2011/04/08

おめでとうの夜

Img_0707

ちょっと盛り付けがこぼれちゃったりしてますが、お祝いメニューです。中学時代は不登校だった息子が、自分に合った高校に今日晴れて入学したので、希望を聞いて作りました。

今鶏肉に凝っている息子のために、ちょっと離れた美味しい肉屋さんに、鹿児島の鶏肉を買いに出かけました。オーブンで焼いて、工夫して作ったトマトソースをかけてみたら、GOODでした。あとは、サラダはどうしても手づくりドレッシングで、という注文にこたえて、久しぶりに手作りフレンチドレッシングをかけた水菜のサラダ。ごまとカワエビをトッピング。

それから、近所のお知り合いが、熊本から今日送ってきたという手作りのたくわんと美味しいデコポンをお裾分けでくださいましたので、お祝いのテーブルに彩りが増えました。ありがたくいただきました。

ごはんの後で、息子から家族一人ひとりに、御礼の言葉をもらいました。心に残る言葉の贈り物に、みんなが嬉しい夜でした。

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2011/04/04

花見団子

今日は今週末入学式の息子と一緒に、はるばる登校しなくてはならない用事があった。カリキュラムを組むための相談なので、大字な約束。遅れるわけにはいかない。私たちにとって、原発事故の影響で電車の本数が減るということは想定外。~予定していた通学ルートは使わないほうが無難とつい先日の学校説明会でアドバイスされたので、今日は二人で特別に教えていただいたルートの確認もしなくちゃならなかった。

息子は緊張して、今朝は超早起き。朝5時45分から、目覚まし時計が5分おきに鳴る。早くセットしたのなら、近所迷惑だしさっさと起きてよ、と思いながら、私は隣の部屋で我慢して寝ていた。しかしどうにも付き合いきれず、先に起床。朝の家事を始めたところで、眠たげな息子が起きてきた。私としては朝7時半過ぎの電車に乗りたかったが、いかんせんいろいろ手間取って時間ぎりぎり。そりゃあ息子にしては電車通学は初めて。用意が手間取るのもわかるのだが、私はパンプスで駅まで歩くなんてことはできないので自転車で出発。息子はこだわりがあるようで、徒歩で家を出た。「54分のに乗ろう!改札のところで待ち合わせね。」と伝え、駅の駐輪場に自転車を停めて改札口にゆくが、案の定めぐり会えず。私はどうしたろうなぁと息子のことを気にしながら予定の電車に乗り、1時間半かけて学校に到着。すると、汗びっしょりの息子がもう到着していた。なんでも、高校近くを走るバスが出ている駅にはたどりついたが、路線や停留所名がわからなかったから、25分歩いたんだって。地図もないのに迷わずよく歩いて行けたわね!と、きっと大丈夫と半分予想はしていたもののとにかく安心。心配をして損をした。携帯は絶対に持ちたくないという息子とは、よくこういう行き違いが起こる。心配症の私ではあるけれど、こういう事態にはそろそろ慣れないといけない。

それから担当の教師と、履修科目の相談。息子はのりのりで、高校に通うのが楽しみな様子。我々は午後には他の用事があったため、相談も済んだので一時間ほどして学校をあとにした。~私はそのままバスに乗って目的地に急ぎたかったのだが、息子はどうしても近くの川を案内したいと言う。私はパンプスで来たことを後悔したが、後の祭り。大きな橋を渡って、河原に降りて、鴨の見物につきあった。山が近くに見えて、とても良い環境に心洗われた。川辺の桜もキレイに咲き出していて、うららかな気分。朝の行き違いや午後の予定さえなければ、最高だったのだが。まぁ終わりよければすべてよし、か。私は鴨たちを見て、息子が小さい頃一緒に読んだこの絵本を思い出した。今日の鴨たちは川に浮かんでいて、数羽が水草のところで休んでいた。まだ子育ての時期ではなさそうだ。

かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) ロバート・マックロスキー

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気持ちのいい風に吹かれて息子の気が済んだところで、我らはまた川原から大きな橋に戻り、随分歩いて駅に行くバスに乗った。駅で早めのお昼を済ます。普段外食をしない息子なのに、今朝は余程いい気分だったのか、ハンバーガーを一緒に食べられて私は嬉しい気分。お腹が減ると、活力がわかないし怒りっぽくなるから。二人で外食なんて、本当にひっさしぶりだったのだ!そして慌てなくても、 正午になる前には電車に乗れた。目的地は秋葉原。秋葉原に40分あまりで到着。私は普段なら平日でも大賑わいのこの街から、外国人の姿が殆どなくなっていたのには驚いた。想像はついていたけど、実際目にするとやっぱり、というかちょっとショック。これじゃぁ日本経済が冷え込んじゃうよ~。

用事を済ませて夕方最寄り駅にたどり着いた頃には、私はすっかりへとへとで、一人になりたくなった。花見団子を買って家への土産だよと息子に持たせ、先に帰し、私は駅でコーヒータイム。忙しい一日だったとか、無事に終わってよかったとか、思いをいろいろめぐらした。3月は落ち着かなかったが、4月になりこれから早く入学式が終わり、息子の新生活が順調にスタートしてくれることを望む。きっと大丈夫、身体は丈夫だし、頑固なくらい意思が強いから。

随筆集 母の微笑
随筆集 母の微笑 三浦 哲郎

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これは私が大切にしている本。表紙の花見団子が、なんともいいと思いません?

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2011/03/30

おかえりなさい

職場のエレベーター。4台のうち、節電のために今は1台だけ稼動している。待っていても、なかなか来ない。面倒くさいから、5階まで階段を上る。別に1回や2回ならくたびれない。だけど、重い本を何冊も、階段使って運ぶのは骨が折れた。いつもならブックトラックにのせて、ごろごろエレベータまで運び、電気を使って荷物を上げ下げ。楽だったのに。節電となると、階段を何度も上り下り。崩れそうな重い本を抱えて、ひさしぶりに労働したぞ、という気分。

だから今日は、くたびれた。夕方には「冷凍食品は食えない」と言って、合宿先で出されたものを食べないで、おなかぺこぺこの息子がスキーから戻るから、帰宅して大急ぎでご飯を作っていたら、引率の先生から℡が入った。もうすぐ到着しますと。仕方ないので、車でお迎え。

案の定スキーをしたうえ夜更しし、さらに思い切りお腹を空かせた息子が帰ってきた。お土産を山ほど持って。おいしそうな長野のりんごのジュース。クッキー。おやきにわさび漬け。こけももジャム。下仁田ネギまで。お~よくもそんなにお小遣いを使ってくれたわね?でも嬉しい。セレクトしたものがグッド(←ちょっとルー大柴みたいだな。。)。どんどん消費して、経済活性化ですか。我が家は火の車なのに。。。息子は頬がこけ痩せて帰ってきたのだが、やっぱり食べ慣れたうちのご飯が安心なのか、たくさん夕飯を食べていた。

「味噌汁うまい。」

そうだろうよ~。だったら普段から、もっとお母さんを大事にしなさい!

お財布をバスに忘れてきたのにはまいったけど、先生が気づいて保管してくださってるとのことで一安心。とにかく息子は思い切り運動して、気分換えてきたらしい。さて今度は高校生活に気持ちを向けて、入学式まで健康で過ごしてもらいたいと、母は思うのだった

おわり。

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2011/03/28

♪贈る言葉

昨夜、TBSの「3年B組 金八先生 ファイナル」を観た。なんと金八先生は、32年前に桜中学の教壇に立ったとのこと。そして今回定年で、最後の卒業生を送り出したのだった。ドラマのスタート当時、確か私はリアルに中学の3年生だったから、毎回見ていたドラマだった。昨夜は懐かしい卒業生たちが登場したので、私はすっかり思い出に浸ってしまった。

このブログの読者はすでにご存知と思うが、この春私の息子が中学を卒業した。卒業にあたって息子は、金八先生のような熱意あふれる担任に大変助けていただいた。親としては担任と意志の疎通がはかれず困ったこともあったけれども、やり取りを重ね打ち合わせをして、結果的には大変よい思い出として息子の心に刻まれた卒業式になった。その日の晴れ晴れとした息子の表情を見て、よい大人と出会うことは、子どもが成長するうえで本当に掛け替えのない力となると実感した。今どきいい先生に出会うなんて滅多にないことのような気がする。うちの子はとってもラッキーだったのだ。ありがたいことだった。不登校児の母として、卒業式当日まで気を揉んだけれども、担任にいろいろ配慮していただいたお陰で、息子は担任に恩返しができた。本当に良かった。

話を元に戻そう。金八先生を演じる武田鉄矢は、昨晩のドラマを見ても感じたが、言葉にとても力のある人だと思う。このように、ここぞというときに人の頭と心に伝わる言葉を選んで発することができるというのは、とても大きな才能だ。言葉はひとを生かすこともできれば殺す事もできる。安心させることもできるし、不安に陥れることもできる。そういった意味で、この非常事態の日本で、人を信じる力を思いおこす内容のドラマが放送されたことは、私には励みになった。私と同じように感じた視聴者が、他にもいるに違いないと思う。

たったひとつやふたつの失敗で、そいつをつまはじきにしていいのか、と3年B組のみんなに呼びかけた金八先生。どうもありがとう。最後に流れた第1シリーズのテーマ曲♪贈る言葉も、再び私の心にしみた。

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