ののかの由来
ののかという名前は、まるでブブカみたいだ、とある人から言われた。「ブブカってあのブブカ?」ちょっとがっかり。
ののかというのは、漢字をまじえて書くと「野の花」となる。クリスチャンである私が、一番聖書の中で好きな言葉。それは新約聖書のマタイによる福音書6章にある、「野の花を見よ、空の鳥を見よ。」という部分である。有名な、イエス・キリストの言葉である。それを日本の、カトリックの聖歌で「ごらんよ空の鳥」という美しい歌にしたものがあって、それを私は通っていた学校で習ったのである。
♪ごらんよ 空の鳥 野の白百合を 蒔きもせずつむぎもせずに 安らかに生きる
どんなに小さな命にでさえ こころをかける 父がいる
友よ 友よ 今日も 讃えて歌おう すべてのものに しみとおる
天の父の 慈しみを
この歌を、私は折りあるごとに思い出し、学校を出てからも歌ってきた。大好きな歌である。
「野の白百合」とこの歌ではなっているけれど、古い日本の聖書では、この部分を「野の花」と訳した。だから、たとえば日本の古い女性ジャーナリスト・羽仁もと子なども、この聖書を引用するときは「野の花」という言葉を使ったし、彼女の創刊した雑誌『婦人之友』の読者のグループ「友の会」などでは、今も毎回例会の最後に歌うミセス羽仁の作詞した歌が、「野の花の姿」だったりするわけである。
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コメント
すごいんです、イラストをクリックすると動くんです!!
投稿: ののか | 2006年4月23日 (日) 18時55分
はじめまして。
ぶらぶらしていて辿り着きました。
ののかさんの名前の由来、きれいですね。
この聖歌、私もカトリックの高校で習いました。
歌詞を見ながら歌えてしまったので、自分でも驚いています。
私は信者ではありませんが、マリア様が今でもとても好きです*^^*
ここはふたつ目のブログなんですね。
私も3つ持っています(ヒマそうでしょ^^;)
ののかさんの記事はどれもやさしい印象ですね。
是非またお邪魔させてください。
投稿: 唄 | 2006年4月26日 (水) 14時20分
唄さん、ようこそいらっしゃいました。
そうですか、カトリックの学校だったんですね。
私と同じ学校だったりして~。
わたしは、今でも♪ごらんよ空の鳥 が大好きです。
いい歌ですよね。解ってくださる方がいて、
私はとても、嬉しいです。
唄さんのブログにも、お邪魔します。
3つももっていらっしゃるなんて、すごいなあ。
それでは、またのお越しを、お待ちしております。
投稿: ののか | 2006年4月27日 (木) 06時47分