『はじめてのおつかい』
娘が音読の宿題で、好きな本を家で選んですると言い、本棚から選んだのは…。
筒井 頼子さく / 林 明子え
福音館書店 (1978)
通常24時間以内に発送します。
福音館書店 (1978)
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読むたびにどきどきするこの絵本を、娘が一生懸命読んでいる。上の息子の方は、幼稚園のころからなぜだか本を声に出して読むのが何しろ上手で、今でもすごいなあと思うほどだけど、娘はまあ普通。
そういえば、息子はつきっきりで私が育てたけれど、娘の方は大分他人の力を借りた。だから、読むのがその分上手じゃなくても、神経質じゃなくて大らかでしっかりしている娘は、とてもよい育ち方をしたと私は思う。
この頃、可愛くて仕方ない娘なのに、意地を張って私を困らせる。だから夕方、「もうあんたなんか大嫌い!」なんて酷いことを言って泣かせてしまった。ごめんね、頭にきていたとはいえ、言っていいことと悪いことがあるよね。ごめんごめんと謝って、仲直りして、絵本を読んでくれるのを聞いて、そうしているうちに私の心は穏やかになっていった。嗚呼。こんなお母さんを許してね、お嬢ちゃん!
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コメント
この絵本、うちの娘も好きでした。はじめておつかいするときのドキドキ感がよく描かれていますよね。
>「もうあんたなんか大嫌い!」
これは親としては禁句ですよね。私はこらえて、「アナタはヘンだ!」と怒鳴ってますが、嫌いもヘンも同じかもしれません(^^;)。
「火の山ー山猿記」、読んでいますか? 最初は戸惑ったものの、面白くて夢中で読んでいます。
投稿: ミント | 2006年7月 6日 (木) 16時52分
ミントさんへ。私は駄目なんですよ~。本当に鬼ババですよね。子どもの心を踏みにじっておきながら、絵本を読んで癒されて~。自分が子どもなんですね。大人になりきれてないんだわ~反省。
それから、『火の山』は頭がこんがらがったまま先へすすみません。心を入れ替えて、レッツビギンです!
投稿: ののか | 2006年7月 6日 (木) 20時46分