誰がために
気ぜわしい毎日。つい夜中まで、映画をテレビで眺めてしまう。翌日はおかげで寝不足になるのだが、こうしていないと気が休まらない。夜更かし続きで病気になりそう…。
映画を3つ観た。ひとつは誰がために。浅野忠信の抑えた演技が印象的で、私はとてもいいと思った。山口県光市の未成年による母子殺人が題材になっていると思うが、この映画では新婚間も無い美しい妊婦が被害者になる。気の毒な痛ましい事件だ。けれども、とても静かなタッチで作られているので、傷をえぐるような悪趣味はまったく感じられない。突然愛する人を理不尽に殺された人々の日常は、少しずつ形を変えながら続く。しかし大きな喪失体験は、大切なところで人をしばし立ち止まらせる。再び歩き出すには、少し時間が必要だ。
もう一つは、眠ってしまったので途中まで。メキシコの女流画家の壮絶な生涯を描いたフリーダ。内容は重いけれど、すごい。すごい映画。どうにかして今度は、最後まで観たいと思う。
最後は、「電車男」。途中から観たけれど、あまりにも趣味じゃないので疲れた。こんな映画を作るくらいなら、もっとお金を有効に使ったほうがいいんじゃないかな。
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