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2007年8月26日 (日)

鉄人28号 白昼の残月

昨晩ケーブルテレビで、鉄人28号白昼の残月をやっていた。息子が見始めたのを横から眺めていた私は、なんだか違和感だらけでついていけない。

なんでこんなに違和感を持つのか、どうしてだろう?と思った。違和感というか不快感というか。あまりにも古臭いからか?伊福部昭の音楽がゴジラなら気にならないのに、こちらだと気になる。

大体、なじみがない。そうだそうだ。私は鉄人の漫画を読んだこともなければ、見たこともない。私は「アトムの子」なのだ。アトム好きからみると、違和感だらけなのが鉄人なのだ。

私は第二次世界大戦ものが嫌いなのではないけれど、このオリジナルストーリーは、なんだか危ない感じがして馴染めない。

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2007年8月25日 (土)

狼?

娘の入院に付き添い、病院で何日か過ごした。娘は身の回りのぬいぐるみの中で、お気に入りを幾つか持参。犬やきつねやパンダなど。そのきつねは、他の子が見ると狼に見えるらしい。「お~かみ」「お~かみ」といわれて、娘は仕方なく狼だということにしたらしい。

入院4日目の今朝、朝ごはんのとき、どこからか「お~かみ」「お~かみ」という声が聞こえてくる。あら?なにかしら?と見回すと、隣のベッドの坊やがイヤホンをつけて朝ドラを見ているところから、音が漏れていたのである。

テレビでは「どんと晴れ」で草笛光子演じる大女将が臨終の場面を迎えており、ヒロインが甲高い声で「大女将!」「大女将!」と叫んでいたのであった。

このドラマのヒロインは確かに美しいのだけれども、役者も沢山いい人が出ているのだけれども、私の趣味には合わないのだなあ…。

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2007年8月19日 (日)

君がくれた夏

昨日は子どもたちと、24時間テレビを応援して観た。欽ちゃんが66歳で70キロのマラソンに挑戦しているのだけは、はらはらしてしまってちょっと心配。大丈夫かなあ。

子どもたちとも母も、24時間テレビが何のためにやっているイベントなのかを知らなかったので、30年前に始まった頃よく見ていた私は趣旨を説明。

夜の9時半ころから、滝沢秀明と深田恭子主演のドラマ「君がくれた夏」を見た。癌と闘いついに力尽きた男の子のお話。実話だけに、胸に迫るものがあった。

さなぎから生まれる蝶を愛した少年。どんなに闘病はつらかっただろうか。5度の再発と4度の手術。その入院生活を支えたのは、父親からもらった昆虫図鑑だった。5歳から9歳まで病院で過ごした彼の遺したメッセージは、「がんばれば、しあわせになれる」だった。短いながらも密度の濃い人生を歩いた男の子。彼の人生の意味は、一体なんだったのだろう。

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2007年8月 7日 (火)

アメリカひじき

平和を考える8月である。昨晩は、広島原爆投下の62回目の記念日だったため、夜のニュース番組で痛ましい映像が流れていた。その前の前の日だったか、上野動物園のゾウの花子の話がドラマ化されていた。余談だが、反町隆史がとってもよかったので、なんだか嬉しかったりして。

話は戻るが、特に下の子どもはあまり「原爆」や「放射能」や「戦争」のことを知らない。だから、「どうしてこんなかわいそうなことになるの?」と聞かれるわけである。

私は知識と心を総動員してアメリカがしたこと・今もしていること、軍国ニッポンが多くの罪を犯したこと、いつも被害者は弱い子どもや女やお年寄りが多いことなどを話した。ゾウの花子たちも被害者だけれどね!

戦争の悲惨さを伝えるアニメ「火垂(ほたる)の墓」は、毎年見せるけれど、子どもたちは可哀相がってあまり好きでない。私はアニメよりも先に、野坂さんの本の方を昔読んだ。私は表題になっている「アメリカひじき」のほうが、ずっと印象的だった。

アメリカひじきとは、なんだ?なんと悲しい話だろうか。戦争は嫌だ。私は戦争には、絶対反対である。

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