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2008年1月31日 (木)

四人はなぜ死んだのか

古本屋で買った一冊。和歌山毒入りカレー事件の際、報道に疑問を持った中学三年生・三好万季がインターネットを駆使して問題を追及したレポートは夏休みの宿題だった。この原稿を文藝春秋に持ち込んだところが、またまたすごいなあと思う。それは文藝春秋読者賞を受賞したのである。これはそのレポートを収録した本でである。

中国で製造された冷凍ギョウザが引き起こした食中毒騒動のニュースが賑やかな朝に、こんな本もありますということでご紹介。

小さいときでも何が当たり前で何がちょっと違うのか?問題意識を育てる教育を受けてきた方なのだろう。この人の夢は医者になることだそうだが、どんな医者になるのか、それがとても楽しみだと思う。

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2008年1月21日 (月)

夢千代日記

昨年末に衛星第二放送で、吉永小百合主演の「夢千代日記」の再放送を見た。1981年の作品だというので、実に25年以上前のもの。

早坂暁の脚本、深町幸男の演出、武満徹の音楽、そして俳優たちの演技。どれをとってもすばらしく、本当にいいドラマだと改めて思った。

吉永小百合といえば、お母さん役でまた映画主演とのこと。これが一番とおっしゃる評論かもおられるようだけれども、私の中では吉永小百合のベスト1は、やっぱり「夢千代日記」である。夢千代のはかなさ、強さ、美しさは、いつまでもいつまでも心に残る。

裏日本に住んだことのあるものにしか持ち得ないある不幸な感覚を、私もこの20年あまりの間に体験したからこそ、この作品の深みがより一層理解できるようになったのかもしれないとも思ったりする。

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2008年1月 9日 (水)

合格祈願!ウカール

私は明治製菓のスナック菓子「カール」に目がない。しかし、カレー味は子ども時代食べ飽きたので、今はチーズ味を好む。

私の母は「今日は安い」とか「お買い得」とかいう言葉に弱く、子ども時代の私たちはお菓子を食べたいとき、そういう母好みの戦利品を蓄えた場所から選ぶしかなかった。母はあの辛いカールのカレー味こそ美味しいと信じていたのか、ただの一度もチーズ味を買ってくれたことはなかった。私はそういうわけで、ともかく辛いカレー味を食べては水を飲んでいた。あまりいい思い出ではない。

しかしカールは時代を超えて、今も子どもたちに愛されているスナック菓子の一つである。私は今は、誰にも意見されずに、堂々とチーズ味を買って食べる自由がある。自由っていいもんだ。

今日我が家の3時に出したのは、このカール。Photo これを食べた受験生が笑顔で合格できるといいね。うちには受験生はいないので、なんの願かけもしないで、ただ美味しいね、と3人で分けて食べた。気の利く娘が喧嘩をしないように、3つの器に分けてくれた。手前の小さい器(カールがはみだしているの)が私の分。もちろん、瞬く間に無くなりました。Img_0033

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2008年1月 3日 (木)

五味太郎 ポストカードカレンダー

あけましておめでとうございます。

我が家の今年のカレンダーは、○子さんからのお誕生日プレゼントであります。嬉しいなあ。うちの子どもたちも私も、絵本作家の五味太郎さんの大ファン。本当にありがとうございました。

卓上タイプなので、居間の机に飾ることにしました。

二週間ごとにめくり、あとはポストカードとして使用可能。優れもののカレンダーなのです。

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