夢千代日記
昨年末に衛星第二放送で、吉永小百合主演の「夢千代日記」の再放送を見た。1981年の作品だというので、実に25年以上前のもの。
早坂暁の脚本、深町幸男の演出、武満徹の音楽、そして俳優たちの演技。どれをとってもすばらしく、本当にいいドラマだと改めて思った。
吉永小百合といえば、お母さん役でまた映画主演とのこと。これが一番とおっしゃる評論かもおられるようだけれども、私の中では吉永小百合のベスト1は、やっぱり「夢千代日記」である。夢千代のはかなさ、強さ、美しさは、いつまでもいつまでも心に残る。
裏日本に住んだことのあるものにしか持ち得ないある不幸な感覚を、私もこの20年あまりの間に体験したからこそ、この作品の深みがより一層理解できるようになったのかもしれないとも思ったりする。
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コメント
今晩は、ののかさん。
「裏日本」って言葉はもう死語ですよ。
NHKでは「夢千代、、」と同じくらい再映してほしいものに「花へんろ」があります。不祥事のお詫びに是非頼みたいもんです。
投稿: sada | 2008年1月24日 (木) 00時24分
sadaさんへ。「花へんろ」は桃井かおりがでていたやつですね。河原崎さんとか。
質の良いドラマ、また見たいですね~ゾクゾクと。
ところで、私の内緒のメールはとどきましたか?
投稿: ののか | 2008年1月25日 (金) 08時37分